平成29年度~校長室

2019年8月の記事一覧

麦わら帽子

 夏の定番、麦わら帽子(むぎわらぼうし、麦藁帽子)は、藁あるいは藁様の素材で編んだ帽子です。日本では夏に日よけとして用いられ、「ストローハット」とも、「麦稈帽(ばっかんぼう)」(麦稈=麦わら)とも呼ばれ、丸い山形をしており、日除けのつばが広く、あご紐が付けられる場合が多く見られます。男女ともにリボンが巻かれたり飾りが付けられたりすることが多くあります。麦わら帽子は、夏の野良仕事や海水浴などによく用いられるため、夏の風物詩ともなっています。そのため「麦わら」や「麦わら帽子」は夏の季語になっています。麦や藁で編んでいるため空気をよく通し、帽子内にこもりがちな熱をよく放出できるので、湿度の高い日本の夏の日除けに最適です。農作業用の帽子と思われがちですが、用途もガーデニング、アウトドア、ファッション用と幅が広がり、見た目の涼しさを楽しむ若者などは浴衣やアロハシャツ等と一緒に合わせてコーディネートしています。日本の麦わら帽子は、町役人の河田谷五郎が外国人の帽子を手本に作った(1872年)のが始まりとされています。工業的生産については、昭和3年に「麦わら帽子製造用環縫ミシン」をブラザー工業が販売したことが有名です。最近では、日本も欧米のように様々なデザインが存在します。麦わらをごく固く編んだものがカンカン帽(英:ボーターハット、仏:キャノチエ)であり、男女で人気があります。また、様々なリボンやコサージュによって装飾を施したり、極細の麦わらで作った高級麦わら帽子も注目されており、また、ファッションだけでなくアウトドアなどでも楽しめるつばを反り上げたテンガロンハット風なども存在しています。温暖化と自然素材の注目により天然草の帽子が見直され、またシミ、ソバカス、薄毛、白内障の原因となる紫外線を防ぐ実用品アイテムとしても注目されています。

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第1回体験入学

 本日、第1回体験入学を実施しました。120名を超える中学生が商業4つ、農業4つの授業に参加し、ふだんとはちがう高校の授業を体験をしてもらいました。商業系の授業はパソコンや電卓を活用することが多く、戸惑いもありましたが、すぐに慣れて課題にチャレンジ! 農業系は活動の時間が多く、興味津々で臨んでいました。また、今年度も昨年度に続き部活動体験も実施し、猛暑の中、20名を超える中学生が野球、サッカー、バスケットボール、バドミントン、弓道、ブラスバンド部の練習に参加しました。熱中症に十分注意しながら、在校生も先輩として中学生をうまく導けたようです。中学生や保護者の方々に学校を知ってもらうよい機会とすることができました。

体育館で受付 誘導は野球部員
簿記(商業) ビジネス基礎(商業)
情報処理1(商業) 情報処理2(商業)
フラワー(農業) 収穫・甘味計測体験(農業)
食品製造(農業) グリーンライフ(農業)

 

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花火

 夏の風物詩といえば「花火」。隅田川の花火大会は先週おこなわれましたが、今後全国各地で花火大会が催され、大勢の人で賑わいます。ドーンと言う大きな音に心が踊り、夜空に花咲く色とりどりの輝きにワクワクしてしまいますよね。また、家族や仲間で思い思いの花火を選び、庭先でするのも楽しいものです。さて、花火はいつ頃からあったのか、また、どんな種類があるのか、そんな豆知識を知っておくと、一味違った楽しみ方ができるかもしれません。
 花火のもとである黒色火薬は中国で発明され、相手を威嚇したり火事をおこしたりする武器として使われていました。やがて通信手段のノロシが夜にも用いられるようになり、火薬を煌かせる技術が花火へと発展していきました。鑑賞用の花火は、14世紀にイタリアで作られたといわれ、その後、大航海時代と共に世界中に伝わっていったのです。日本へは1543年、種子島に火縄銃とともに火薬が伝来しました。そして戦乱がおさまった江戸時代になってから、観賞用の花火が登場してきました。天正17年(1589年)に伊達政宗が鑑賞したとか、慶長18年に(1613年)イギリス国王の使者が駿府城の徳川家康を尋ね、持参の花火を見せたという記録があります。この時、家康が見たのは竹筒に火薬を詰めて火を噴くだけのものでしたが、三河地方に残る「手筒花火」はこの名残だといわれています。その後花火は急速に発展し、江戸で開花していったのです。花火は将軍家をはじめ諸大名の間で流行し、江戸の大川端(隅田川の下流右岸)の下屋敷での年中行事となりました。やがて町民の間にも流行し、花火師や花火売りが登場しましたが、花火が原因の火災が多発したため「花火禁止令」が出され、花火を行う場所は大川端のみ許可されることになりました。その後、享保17年(1732年)に全国的な飢饉とコレラが流行し多数の死者が出たため、翌年の川開きで慰霊と悪疫退散を祈願する水神祭が催され、盛大に花火が披露されました。これが「両国川開き花火」(隅田川花火大会の原型)の始まり、つまり花火大会のルーツと言えます。この両国川開き花火で活躍した花火師が、「玉屋」と「鍵屋」。当初は鍵屋六代目弥兵衛が打上げを担当していましたが、やがて鍵屋の番頭が暖簾分けをされて玉屋市兵衛を名乗ると、川の上流を「玉屋」、下流を「鍵屋」が担当し、二大花火師の競演となりました。これを応援するための掛け声が「たまや~」「かぎや~」だったのです。花火は光(色)、音、煙、形の4つの要素が織りなす真夏のスペクタクルとも言えます。この夏は花火大会に出かけて、お気に入りの花火を探してみてはいかがですか?

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農業クラブ フラワーデザイン県大会

 本日、本校で埼玉県学校農業クラブ連盟フラワーアレンジメント競技会県大会が開催されました。この大会で本校の生徒は昨年度まで上位に入り、10年連続で全国大会に出場しています。午前中は花束とリボン、午後はラウンドアレンジ制作の競技がおこなわれ、最終的に本校1年の神戸やよいさんが最優秀賞を獲得しました。1学期から夏休みにかけて努力した成果が十分に発揮でき、よかったです。神戸さんは10月に開催される全国大会に出場します。全国でもがんばってもらえればと思います。
 また、暑い中一生懸命に競技に取り組んだ各校の生徒のみなさん、お疲れさまでした! みなさんの努力の成果が今後に活きることを祈念します。

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8月の風景

 暑い日が続きます。8月は1年で一番暑い月で、旧暦8月は葉月(はづき)と呼ばれています。葉月の由来には諸説あります。木の葉が紅葉して落ちる月「葉落ち月」、「葉月」であるという説が有名です。旧暦で8月は秋に当たります。他には稲の穂が張る「穂張り月(ほはりづき)」という説や、雁が初めて来る「初来月(はつきづき)」という説、南方からの台風が多く来る「南風月(はえづき)」という説などがあります。英語名Augustは、初代ローマ皇帝Augustus(アウグストゥス)に由来しています。7月Julyはユリウス暦を創った共和政ローマ末期の政治家、ユリウス・カエサル(Julius Caesar)からなので、2か月続きでローマの英雄から英語では月名を採ったのですね。もっともイギリスは2000年前はローマの属州だったので、その影響があって当然かもしれません。8月は空も大地もゆったりと時が流れる感じがします。

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