校長室日誌

2019年4月の記事一覧

日本人の感性

 今も昔も日本人は季節に寄り添いながら暮らしています。ほかにも四季のある国はたくさんありますが、緯度や経度によって状況は異なるため、四季折々の情景や季節感は、日本の風土によって生まれたものです。では、日本人の季節感が称賛されることが多いのはなぜでしょう? それは、日本人の繊細な感覚により、四季折々に豊かな文化を生み出しているからかもしれません。私たちは、暑い、寒いといった皮膚感覚にとどまらず、花鳥風月をめでるなど季節の風情を大切にしています。幼いころから自然に親しみ、季節を愉しむすべを会得しているのです。桜が咲くと春が来た喜びを感じ、祭りばやしに心躍らせ、旬の味覚に舌鼓を打つ。夏の日差しにじりじりと焼かれ、冬の寒さに襟を立てる。なにげなく、五感で感じているものが、実は季節であり、歳時記のひとつなのです。季節とともにめぐる歳時記は、今も昔も暮らしを豊かにするツール。歳時記のもとになる暦は、この季節の移り変わりの目安として編み出されたものです。暦の中に二十四節気や雑節といった季節の目安が設けられ、季節感を共有しているのも大きなポイントで、節分や立春といったお馴染みのものごとも、季節と暦の関係からきています。暦を知ることで季節の巡りがよくわかります。自分が育つ環境を知ることは大切です。

 
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部活動紹介

 5・6時間目、新入生に部活動紹介をおこないました。生徒会の本部役員が進行役で部活動の紹介がすすみます。部活動のなかには、試合に出場する部員数が確保できず、やむを得ず不参加となったり、合同チームを結成して試合に参加している運動部、部員が少なく今後の活動が懸念される文化部があります。本校には11の運動部、13の文化部があり、それぞれの部の2・3年生が日ごろの活動紹介をおこない、人数の少ない部は動画やスライドなどを利用し、新入生の勧誘を熱心におこないました。多くの新入生が部活動に参加し、高校生活を充実させてくれればと思います。

 
     吹奏楽部           バドミントン部
 
       文芸部            陸上競技部
 
      簿記部               家庭科部
 
       卓球部                      ソフトテニス部
 
    ソフトボール部         バレーボール部
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1年合同HR(ホームルーム)

 昨日の入学式から1日。朝は風が強く少し寒さを感じますが、いい天気になりそうです。1年生は今日の1・2時間目は体育館で合同HRです。各担当の先生から高校生活でのやるべきこと、しなければならないこと、心構え等が伝えられていきます。緊張が続いている生徒もいますが、しっかりと必要なことは身に着けてもらいたいと思います。午後には部活動紹介があります。

 
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入学式

 午後1時より入学式をおこないました。今年度新たに167名の新入生を迎え、校長が式辞、PTA会長、後援会会長、同窓会会長から祝辞をいただきました。新入生代表の豊野さんが高校でも頑張る旨、誓いの言葉を言いました。式終了後には担任紹介と懇談会をおこないました。新入生には、気持ちを新たに充実した高校生活を送ってもらえればと思います。
 式辞は別途掲載してあります。

 
     入学式受付             入学許可
 
     校長式辞            新入生誓いの言葉
 
  来賓祝辞(同窓会会長)        来賓紹介
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着任式・始業式

 今日は在校生は着任式・始業式、午後は入学式があります。久しぶりにほとんどの生徒が登校して、仲間と近況を話し合っています。着任式では着任した先生方の紹介があり、代表の島田教頭先生が抱負を語ってくれました。始業式での校長講和の後、生徒指導主任のお話、担任紹介がありました。授業は10日(水)より始まります。やはり学校は生徒が主役。活気があって今後が楽しみです。
始業式講話骨子:
 皆さん、おはようございます。2週間の休み有意義に過ごせましたか。3年生が卒業し、それぞれ2年生、3年生に進級し、昨年とは違った立場で新年度を迎えることになりました。午後には入学式がおこなわれ、皆さんの後輩たちが入学してきます。毎年繰り返されることですが、皆さんはどのような感慨を持ちますか。 

 さて、終業式の時にも少し話しましたが、アメリカ・メジャーリーグのスーパースター、イチロー選手が、日本での開幕戦2戦目終了後に日米通算28年にわたる現役選手生活にピリオドを打ちました。皆さんもイチロー選手の雄姿を見たことがあると思います。現在は多くの人々に尊敬されるイチロー選手ですが、最初からそうだった訳ではありません。日本でもアメリカでも最初は周りに自分を合わせず、自分のバッティングやプレーのみを追求し、批判を浴びたことも多々ありました。周囲に合わせるように変わったのは、シアトル=マリナーズからニューヨーク=ヤンキースに移籍した頃から。ヤンキースは日本の巨人と同じように常に優勝を期待されるチームで、規律に厳しいチーム。また、その規律をきちんと守り、チームを統率するディレク=ジーターというキャプテンがいました。イチロー選手はメジャーリーグでは10年連続200本安打を記録し、4年目には最多安打記録となる262本を打つなど、選手としては最高の一人に数えられています。この時期、選手としては下り坂に差し掛かっていましたが、考え方を変え、心を開いて他の選手に自分の持っているものを快く伝え、その求道者的な生き方がヤンキースの選手はもちろん、他のチームの選手にも敬愛され、その後マイアミ=マーリンズ、シアトル=マリナーズに移籍しても、多くの選手やファンに支持されてきました。もちろん、イチロー選手も人間ですから長所もあれば、欠点もあります。今後もイチロー選手に関するさまざまな本や情報が出ると思いますが、皆さんもイチロー選手の生き方を見て、何かを感じ取ってもらえればと思います。 

 イチロー選手は28年に及ぶ現役生活の中で、おそらく自分の中心となる発想や核の部分はキープしながら、体やゲームの状況等に応じてうまく、適切に対応し、成功をみせてくれました。それを多くの人々が好意的に受け止め、尊敬され、慕われる存在となったと思います。皆さんも彼とは違った形で今後多くの厳しい状況やつらい状況、楽しい状況などさまざまな場面に遭遇すると思います。そのような時にどう対応していくのか、先人の経験を見つめ、参考とし、乗り越えていってもらえれば幸いです。皆さんには、それぞれ夢や希望があると思います。その実現に向けて、あきらめることなく力を入れていくとともに、充実した高校生活を送ってください。厳しいことやつらいこともあると思いますが、笑いの絶えない、充実した高校生活にしましょう。以上です。


 
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