校長室日誌

2019年4月の記事一覧

春の山菜

 山菜は「その日に山に帰る」といわれるように鮮度が落ちやすいもの。処理は摘んだその日に行い、その日に食べるか、乾燥させたり塩漬けにして保存食にします。保存した山菜は季節のお祭り、慶事や法事などに用いられます。
1 蕨(わらび)
万葉の時代から親しまれてきた山菜。根茎は江戸時代には糊として利用されてきました。採取時期は4月から6月で、葉の開かない若い茎を採取します。煮物、炒め物、お味噌汁の具、てんぷらなどに。
2 ぜんまい
湿ったところに自生し、綿毛を被っているのが特徴。4月頃から、山地は7月ぐらいまで採取できます。塩漬けや乾燥させ、戻してから食べるのが一般的。油炒め、煮物、和え物など。
3 たらの芽
棘の多い枝から出てくる若芽を摘みなす。採取時期は4月から5月。揚げ物や和え物、炒め物で味わいます。火を通しても独特の芳香は失われません。
4 ふき
水分の多い日陰で成長します。採取時期は3月から6月。塩を振ってまな板の上で板ずりして茹で、水にさらしてあくを抜き、皮をむいて調理します。煮物、炊き合わせなど。
5 山うど
山里の道路の斜面から深山まで、特に日当たりのよいところの自生しています。若葉はてんぷらに、地中茎は水にさらして和え物に、皮はきんぴらに。栽培のうどは3月から4月が旬。自生の山うどは5月上旬から6月上旬が採取時期です。

 

 

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春の土用(はるのどよう)

 立夏までの約118日間にあたる雑節の一つで、春の土用の入りは新暦4月17日頃になります。土用とは「土旺用事」の略で、陰陽五行説による季節の割り振りで四季に配当(冬:水、春:木、夏:火、秋:金)されなかった「土」の支配する時期として各季節の末18日ないし19日間を指すもので、季節の変わり目に当たります。現在は夏土用のみを土用と言うことが多くなっています。さしずめ、春と夏の境界になるでしょうか。これ以降は「寒い!」という日はほぼなくなり、汗ばむ陽気が多くなります。体調不良に気を付けましょう!

 
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春の風習

 暖かく、気持ちの良い日が続くようになりました。日本では、古来より農業や漁業が繁忙期を迎える前の春の1日に、山遊び、野遊び、磯遊びといって、野山や海辺にごちそうを持って遊びに出かける習慣がありました。その日は物忌みの日とされ、働くことは禁じられていたそうです。今の土日に当たりますか。山にも海にも、祖先の霊が姿を変えた神様が住んでおり、野山や海辺に足を運んで飲んだり、食べたりの宴を開くことは、豊かな恵みを与えてくれる山の神や海の神に感謝を捧げ、神様と人がともに食事をすることにつながっていたようです。人々は野山では山菜や花を、海辺では貝や海藻を取って楽しむとともに、豊作、大漁を祈願しました。花見も、桜の木に宿る田の神様に豊作を祈願することから始まり、多くの人々に花見が現在のように広まったのは、江戸時代の8代将軍徳川吉宗の時代からでした。桜はほぼ散りましたが、他の花木がこれに続いて成長し、爽やかな季節が続きます。

 
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春眠(しゅんみん)

 心地よさで、つい寝過ごしてしまいがちな春ですが、遅刻などはしていませんよね? 今から1300年前の中国の詩人、孟浩然(もうこうねん)は有名な次の歌を詠んでいます。
春眠不覺曉(春の眠りは心地よく、うっかり寝過ごし、夜明けに気付かない。)
處處聞啼鳥(目覚めてみると、ところどころで鳥がさえずっていて天気が良さそうだ。)
夜来風雨聲(そういえば、昨夜は風雨の吹き荒れる音がした。)
花落知多少(せっかくの花がどれほど落ちたことか。)
 春ならば、日中のうたた寝を戒められても、この一節を唱えてやり過ごせそうな気がしますが、授業中の居眠りに注意してください。

 
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全校集会

 今日の6時間目は全校集会で、今回は人としての生き方・在り方をテーマに話をさせていただきました。また、教務主任の長沢先生から自らの体験を元に生き方・在り方の話をしていただきました。その後、全国高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会の61kg級で全国第2位となった平井君の表彰をおこないました。この成果をインターハイに結びつけ、さらに大きく飛躍してくれればと思います。

 
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