校長室日誌

2018年11月の記事一覧

紅葉狩り

 関東地方の平野部でも、少しずつ紅葉が進んでいるようです。学校の桜も赤くなり、葉を落とし始めています。紅葉を鑑賞する習慣は、奈良時代から始まったといわれ、「万葉集」にも登場しています。平安時代の頃には貴族の間で広まり、紅葉を愛でながら宴を開いていたようで、その様子は「源氏物語」にも描かれています。その後、江戸時代には庶民も楽しむようになり、季節の行事として定着していきました。紅葉を鑑賞するのに「紅葉狩り」というのはどうしてでしょう。「狩る」とは獣を捕まえるということですが、花や草木を探し求めるという意味もあるそうで、果物を採る場合にも使われます。「いちご狩り」や「ぶどう狩り」って言いますよね。採集するわけでもなく、紅葉を鑑賞するのに「紅葉狩り」というのは、狩猟を好まない貴族が自然を鑑賞するすることを狩りに例えたと言われていますが、定かではありません。春の桜は「花見」といい桜狩りとは言いません。やはり狩猟のシーズンの秋だから「狩り」という言葉を用いたのでしょうか。また、元々は紅葉を集めて楽しんでいたのが、眺めることに変わっていったという説もあります。

 

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チョコレートケーキをつくりました

 本日3・4限、3年5組の調理の授業で、東京青果専門学校の移動授業を実施していただき、講師として同学校の増田先生、山田先生に講師としてRouleau Aux Chocolat(ルオー オ ショコラ→チョコレートケーキ)づくりに挑戦しました。いろいろな調理をおこなっていますが、本格的なケーキづくりは初めて! 計量や材料の混ぜ方、こね方に苦労しながらも何とかチョコレートケーキを作り上げることができました。出来上がったケーキはお店の店頭のものと見た目は変わらないいい仕上がり! 生徒たちは箱に詰め、今日自宅で家族の方々とじっくり味わうものと思います。今後もこのような本物に触れる機会を持ち、力をつけていってもらえればと思います。

 
   今日のメニューはこちら       まずよく材料をまぜて
 
  しっかりと混ぜ合わせ     チョコレートを生地にぬり
 
     生地を丸めます             チョコレートをトッピング
 
    他のトッピングを飾り       出来上がりました!
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文化の日

 明日は文化の日で、国民の祝日です。国民の祝日に関する法律(祝日法)では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としています。1946年に日本国憲法が公布された日であり、日本国憲法が平和と文化を重視しているということから、1948年公布・施行の祝日法で「文化の日」に定められました。この日、皇居では文化勲章の授与式が行われます。またこの日を中心に、文化庁主催の芸術祭が開催されます。戦前から文化の日の制定までは、明治天皇の誕生日であることから明治節(明治時代には天長節)という祝日になっていましたが、これとは関係なく定められたということになっています。またこの日は晴れの特異日となっていて、晴れになる確率が高いです。

 

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在り方生き方講演会

 本日6限、全校集会で「在り方生き方教室」を計画し、講師として元幼稚園教諭・保育士で、埼玉県家庭教育・家庭学習アドバイザーの又野亜希子様をお招きし、講演をしていただきました。又野様は保育士として働いていた時、出勤途中の交通事故で頸髄を損傷し、車椅子での生活を余儀なくされました。生きる希望を失った中で新しい命を授かり、お子さんを出産され、現在は生きる喜びや命の大切さを実感し、講演活動や執筆活動など充実した日々を送られています。
 本日の講演では、事故の後車椅子の生活を余儀なくされ、下半身麻痺で現在も右手は動かず、「死にたい」と何度も考えたつらい経験や、御主人やお子様、周りの友人に励まされ、少しずつ出来ることを増やし、精神的に立ち直っていったこと。つらい経験をもとに前向きに生きること、自分を愛し、自分を信じて、自分らしく生きることの大切さをお話しくださいました。
 生徒たちも車椅子の又野様の真剣に、時にはユーモアを交えての話に感じることが多々あったようです。自分の生き方を考えるよい機会となりました。
 又野様、ありがとうございました。

 
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11月の風景

 11月になりました。さすがに「暑い!」という日はなくなりましたが(笑)、紅葉の声はまだまだのところも多く、温暖化がすすんでいることを感じます。さて、日本では旧暦11月を霜月(しもつき)と呼び、現在では新暦11月の別名としても用いています。「霜月」は文字どおり霜が降る月の意味ですが、他に「食物月(おしものづき)」の略であるとする説や、「凋む月(しぼむつき)」「末つ月(すえつつき)」が訛ったものとする説もあります。英語での月名、Novemberは、「9番目の月」の意味で、ラテン語で「第9の」という意味の「novem」の語に由来しています。ところで、10月に出雲に送り出した氏神様や山に戻った田の神様はどうしているのでしょう? 11月の風習には、移動する神々をもてなす心意が見えます。11月は各地の神社で神楽を奏上することが多いため、別名「神楽月」と呼ばれています。田の神は春に山から降りて田を守り、冬に入ると再び山に登って山の神になりますが、柳田国男は『年中行事覚書』の中で「刈り入れ直後の祝いの日に、すでに田の神のお帰りを送った地方でも、なおもう一度この霜月の祭りの日を、何もしないでは過ごすことができなかった」としています。霜月神楽は出雲や山から帰ってきた氏神様をもてなすためのものなのでしょうか。出雲で大仕事を終え、新たな1年を迎える思いを表しているのかもしれません。秋真っ盛りと言えますが、冬の準備も始める時期になったのですね。寒くなってきたので、空気もひんやりと乾燥してきました。風邪や体調不良に注意してがんばりましょう!

 

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