校長室日誌

2018年3月の記事一覧

終業式

 本日、3学期の終業式をおこないました。少し暖かくなってきて、体育館の中でも以前より温もりを感じます。校長の講話の後校歌を歌い、生徒指導部の關先生より春休みの諸注意がありました。今度全員が登校するのは4月9日(月)の始業式の日となります。しっかりと春休みを過ごし、来年度に向け、力を蓄えてもらえればと思います。

終業式での「校長講話骨子」

皆さん、おはようございます。早いもので今日は学校としての1年の締めくくり、3学期の終業式です。つい先日、始業式を迎えてばかりで、寒い日が続くと思ったら、ここ2、3日は各地から桜の開花のニュースも届き、春の訪れを告げる選抜高校野球も今日から始まります。3年生が卒業し、1年生、2年生は次のステップに繋げる時期となりました。気持ちを新たに頑張ろうと思っている人が多いと思います。来年は2・3年生として新たに入学してくる1年生の上に立つ皆さんに次のことばを送ります。

  皆さんは、太平洋戦争時に日本海軍の連合艦隊司令長官だった山本五十六元帥を御存知ですか。彼の有名な次のことばがあります。「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」いいことばですね。これは組織のリーダーなど先に立つ人のことばとして捉えることもできますが、今の皆さんにも十分当てはまると思います。この言葉は4つのことをしないと人は動かないといっていますが、①まず、あることを「やる」。②それを「見せる」。③次に原理や手順を教える(言う)。④そして、疑問なところを「訊かせる」。⑤納得したところで「させる」。⑥そして結果を公表する(みせる)。⑦その結果を評価して「ほめる」。そうすることで「人は自発的に動く」のではないかと解釈しました。結構、こじつけているような感じですが、いかがでしょうか?

  そして、もう1つ。アメリカのオバマ前大統領は、大統領選挙の各地での演説で、次の2つのことばを使い続けました。それは、「Yes. We Can.」そうだ。我々は出来る!「Change is Chance.」変わろう。変えよう!「変わることによって、我々は何が出来るのか。我々は、変わることによってそれを達成しよう。」と呼びかけたのです。変わるという単語も少し変えると・・・GをCに変えてみてください。CHANGE(変わる)→CHANCE(チャンス)となるのです。GとCの違いは何でしょうか? Cに小さいTが付いたのがGになると思いませんか? チェンジがチャンスに変るにはTを取り除けばよいのです。TはTABOOのT。常識のタブー、業界のタブー。法や規則は守らねばなりませんが、打ち破れる「タブー」を取り除き、チャンスにしましょう。チャンスというものは「視点」や「思考」をチョット変えるだけでつかめそうです。

  皆さんには、自分自身の夢や希望があると思います。その実現に向けて、あきらめることなく力を入れていきましょう。いずれ組織のトップに、重要な役職に、家庭でも中心になる時が来ます。不安や悩みに負けず、自分を信じてがんばっていきましょう。

 

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春告げ魚

 もう〝春〟といってもいい陽気になりました(今日は雨ですが・・・)。陽気がよくなるとどこかへ出かけたくなる。出かけると美味しいものを食べたくなる。人の習性でしょうか?食は健康の基本。中でも“今が旬”と呼ばれる食べ物には夏なら体を冷やし、冬なら温めるといったように、人間の体にうまく働きかけてくれるものがたくさんあります。また“旬”の食材を使うと、おいしさも格別ですし、栄養価も高くなります。最近では、ハウス栽培や養殖などにより1年を通じて店頭に並ぶ食材が増えましたが、本来の収穫時季にとれたものを食べるのは、体調を整えるためにも大切なこと。食べ物の“旬”を覚えて、健康づくりに役立ててください。
 日本各地には「春告げ魚」と呼ばれる魚たちがいます。たとえば、春の季語にもなっている「鰆(さわら)」。「魚」偏に「春」と書くように、瀬戸内海を中心に春に旬を迎え、春の訪れを知らせる魚です。瀬戸内海には、春になると産卵のために「鰆」がたくさんやってきます。その字のように春の訪れを告げる春告げ魚として親しまれています。鰆は1mを越えるサバ科の一種。ほっそりとした体形から「狭腹(さわら)」ともいわれます。成長とともに名前が変わる出世魚で、サゴチ、ナギ、サワラと名前が変わります。東海や関東では脂ののった冬場の寒鰆が人気ですが、関西では春鰆が旬とされ、産卵のために沿岸に集まり漁獲された鰆の卵や白子も堪能します。身は淡白ながらほろりとした甘みがあり、どんな調理法でもおいしくいただけます。一方、北国では春告げ魚といえばかつては「鰊(にしん)」でしたが、不漁のため鰊に変わってメバルが春告げ魚と呼ばれるようになってきました。日本中で獲れる近海魚ですが、東北地方近海で早春から旬を迎えるのは「ウスメバル」。たけのこの出る季節に美味しくなるといわれ、3月から5月頃に多く出回ります。煮つけにすると最高においしいですね。
 地域や時代によっても春告げ魚は異なりますが、春先になるとぴちぴちと元気に集まってくる魚たちに、人は親しみを込めて「春告げ魚」と呼んだのでしょう。

        
       さわら               めばる

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春分の日

 明日3月21日は春分の日で、「自然を称え、将来のために努力する日」と法律で定められた祝日です。春分は、昼と夜が同じ長さになる日です。昔の人は、自然に感謝し春を祝福する日だと感じていたようです。それは長い間冬眠をしていた動物たちが動き始め、人々もやる気に満ち溢れている時期です。また、この日の前後にご先祖様への感謝の気持ちを伝えるためにお墓参りに行く習慣もあります。古来、人々はこの日を春の訪れを祝う日としていました。それと同時に祖先に感謝をするお祭りを行い、この風習は農村部で長く続いてきました。明治時代、春分の中日を「春季皇霊祭」と定め、宮中において祖先を祭る日となったのをきっかけとして、一般市民の間でも祭日とされました。その後1948年に、古来から伝わる自然に感謝する日「自然を称え将来のために努力する日」と法律で定められましたが、現在でも、春分の日というと「お彼岸」のイメージが強く残っています。 天文学的な話をすると、春分の日は、太陽が春分点(天球上の赤道を太陽が南から北へ横切る瞬間の交点)にくるため、昼夜の長さが等しくなる日と言えます。その不思議な現象が古代の人の心を惹いたのではないでしょうか。暦は、天文学的要素と占いなどの要素の両方がバランスよく組み合わさって出来ています。またこの日は、生気に満ちた体に更に活気をつけるためか、各地でマラソン大会など開催されるようです。 

 

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薬物乱用防止教室

 本日、薬物乱用防止教室をおこないました。講師に羽生市薬剤師会会長の豊田和広様にお越しいただき、たばこや飲酒も含め幅広く薬物の害等について講話をしていただきました。お話の中で、たばこは肺がんの、酒の飲み過ぎは肝臓を壊すこと、チョコレートやカフェイン入り飲料はカフェインや糖分が多いので摂り過ぎに注意すること、薬物を不要にとると血の流れが悪くなり、酸素が脳細胞に生きにくくなり、ダメージを受けること等を、実際の脳や臓器の正常な状態と薬等に犯された状態の写真を提示して、生徒の理解を深めていただきました。また、所々で人気アニメの「ワンピース」のキャラクターを利用して、生徒の関心をうまく引き出していただきました。
 改めて薬物乱用の危険性を深めるとともに、知識を増やすいい機会となりました。

 
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彼岸(ひがん)

 春分の日(今年は3月21日)を中日(ちゅうにち)として前後3日間の7日間のことを「彼岸」といいます。そして初日を「彼岸の入り」といい、最終日を「彼岸の明け」と呼んでいます。彼岸とは「河の向こう岸」を意味する仏教用語で、祖先の霊がいる極楽浄土を指します。ここでは煩悩を脱して悟りを開いた涅槃の境地、究極のやすらぎを意味します。彼岸に対してさまざまな煩悩に苦しむ現世、私たちが生きているこちら側の世界を「此岸(しがん)」と言います。春分の日は昼夜の長さが同じで、太陽が真東から昇り、真西に沈みます。仏教では西のかなたに極楽浄土があるとされ、この日の夕日が道しるべとなり、此岸から彼岸へ渡る「白道(はくどう)」が現れて、この世とあの世がつながり、その道を進めば極楽浄土にたどり着けると考えられていました。そのため、お彼岸は元来西に沈む太陽に礼拝し、自らが悟りの境地に達するための修行をおこなう日でした。その後、お彼岸は先祖の霊を供養することを目的として家族で墓参りに出かけ、一方で自宅の仏壇に供え物をするという習慣に変化したのです。 

 

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