平成29年度~校長室

2017年10月の記事一覧

鮭(しゃけ、サケ)

 「食欲の秋」の第2弾として鮭について調べてみました。秋の味覚といえば鮭。塩焼きやムニエル、スモークサーモン、寿司も美味しいですね。鮭は9~11月に川を上ります。主に東北・北海道沿岸によってきた鮭を「秋鮭」「秋味」と呼びます。鮭は川で誕生して海に下り、産卵までの数年間は北の海で成長し、産卵期の秋に再び生まれた川を上り、一生を終える代表的な回遊魚。なぜ、生まれた川に戻ってこれるのかは未だ謎ですが、川に遡上する直前の秋鮭は脂が乗って、最高に美味しい状態です。鮭は身が赤いので、赤身魚と思われがちですが、じつは白身魚です。あの赤は、白身魚特有の速筋で、エビやカニを餌にしているうちに赤くなっていきます。鮭には色々種類があります。「○○鮭」と呼ばれているものだけに限定すると、「銀鮭」「紅鮭」「白鮭」の3種類になりますが、一般的に日本で鮭というと「白鮭」になり、「銀鮭」「紅鮭」は日本の川には上りません。秋鮭も「白鮭」の一種です。産卵シーズンの9~11月に東北・北海道沿岸に寄ってきたものを秋鮭、秋味と呼び、5~7月頃にとれる鮭は、季節外れという意味で時鮭、時不知(トキシラズ)と呼ばれます。平安時代中期に律令について記された「延喜式」に、越後の国から朝廷に納める税として、鮭が献上されていたことが書かれているそうです。産地で加工されてから運ばれてきたようで、部位によって呼び名は様々。鮭、鮭子(さけこ)、内子鮭(こごもりざけ)、氷頭(ひず)、背腸(せわた)、鮭児(けいじ)、楚割鮭(すはやりざけ)などがあります。平安時代の記録にも残っているように、昔から鮭は「捨てるところがない」と言われています。牛肉や豚肉と比べ、低カロリー低脂肪で、たんぱく質は消化吸収がよく、子供・病人・高齢者に最適だそうです。脳の活性化に良いといわれているDHAもたっぷり。注目すべきは、鮭の赤色の色素でもあるアスタキサンチン。この成分は非常に強力な抗酸化作用を持っています。
 これから、ますます美味しくなる栄養たっぷりな「秋鮭」を、色々な味で楽しみたいですね。
 
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 さて、今日は「食欲の秋」の第1弾として柿について考えてみます。秋が深まり、柿の木に色づき始めた柿の実がなっているのをよく見かけます。
 
 「甘いのかな?渋いのかな?」と気になりませんか。なぜ、柿は甘かったり渋かったりするのでしょうか。柿には「甘柿」と「渋柿」がありますが、この違いは柿に含まれる渋み成分「タンニン」が口の中で溶けるかどうかによって決まります。未熟なうちは甘柿も渋柿も「可溶性」タンニンを含んでいますが、甘柿は成熟するとタンニンが「不溶性」(水に溶けない性質)になるため、渋く感じません。一方、渋柿は成熟してもタンニンが可溶性(水に溶ける状態)のままなので渋く感じるのです。おいしい柿を選ぶポイントは①へたがきれいで、へたが実に張りついていて、実との間に隙間がないもの。②色むらがなく、全体が濃い柿色。薄い色のものは甘みが少ない。③皮に張り、つやがある。皮にしわやシミがあるものは鮮度が落ちているものがよいと思います。一方、渋柿も渋抜きをすることで、甘くなって食べられるようになります。一般家庭でもよく用いられているのが、アルコールを使った方法で、渋柿のヘタの部分にアルコール濃度の高い焼酎やブランデーなどを塗って数日間置いておきます。干し柿にすると渋みは自然に抜けます。昔話などにもよく登場する「柿」。日本人にとってはなじみの深い果物といえます。古来から日本にあり日本原産のようなイメージですが、元々は古代に中国から伝わったとされています。その後改良が進み日本の風土に合った現在の柿の形になりました。柿にはビタミンCやビタミンA、カロテン、タンニン、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。また特徴的なものとしてアルコールデヒドゲナーゼという酵素が含まれており、このアルコールデヒドロゲナーゼこそが二日酔い解消に効果を発揮する重要な成分といわれています。旬のこの時期に思いっきり味わいたいですね。
 
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10月の風景②

 10月も中旬になりました。稲刈りや秋の収穫の声が聞こえてきます。並行して山々では紅葉も少しずつすすんでいます。今年は10月に入って涼しい日が続き、紅葉が楽しみです。他の国でも紅葉が見られますが、日本の紅葉は格別と言えます。京都や日光など紅葉の名勝には事欠きません。世界の国々の中でもとりわけ日本の紅葉が美しいと言われているのは、日本の気候風土のなせる技! そもそも、紅葉が見られるのは落葉樹と呼ばれる種類の木だけですが、世界の国々でも落葉樹林がまとまっているのは、東アジアの沿岸部と北アメリカ大陸の東部、ヨーロッパの一部にすぎません。日本は国土のおよそ7割が森林でさまざまな落葉樹があり、寒暖の差が結構ありますから、至るところで美しい紅葉を楽しむことができる訳です。ちなみに、明け方の最低気温が6℃~7℃位になると紅葉が始まり、およそ20日~25日後に見頃を迎えます。こうした条件と照らし合わせながら、紅葉をチェックしてみるのも楽しみですね。でも、秋の一番の楽しみは「食欲の秋」かな?
 
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PTA県外研修

 10月7日(土)、PTA県外研修をおこないました。本校のPTAでは毎年10月に県外研修を実施し、会員間の親睦を深めています。今回は千葉方面の視察で、南房総市で海鮮料理を満喫、袖ケ浦市で落花生の収穫体験をしました。保護者、教職員30数名が参加し、天気は出発時には小雨がぱらついていましたが、千葉県に入った10時頃にはあがり、秋の一日を楽しみました。
 帰り途中に、東京湾アクアラインの海ほたるPAで休憩をしました。デッキから東京湾を眺めていると、潮風にふかれ、「海はいいなぁ~~。」と感じました。
 
 
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運動会について

 
 かつて、10月10日は体育の日で、日本各地で運動会が開催されることが多くありました。運動会は学校、会社、地域団体(地域社会、児童生徒)などの参加者および運営による協力により、規定プログラムに従って遂行される体育的な活動行事です。体育祭などと称することもあります。元々は、イギリスやドイツの職工体育的行事に起源が有りますが、日本における運動会の発足は「国威発揚」「富国強兵」「健康増進」を目的として、明治末期から社会的に広く普及]したものであることから、「近代日本独特の体育行事」であるとされています。運動会は、日本が近代国家を形成する過程において、運動会は大きな役割を果たしたと言われます。1つには、地方自治制度の整備や産業化の進展による、伝統的地域社会の再編成がすすむなかで、地域社会の統合に寄与したことが挙げられます。在学生だけではなく、その地域の大人たち、しかも子供を学校に通わせていない大人たちをも含めて、運動会に積極的に参加することで、学校を中心とする地域社会の連帯を再確認し、強固にすることが可能となりました。運動会は、従来のムラにおける「ハレ」の場に代わる役割を果たしつつ、地域社会の連帯感の強化に大きな意味を持ちました。
 しかし、時代が変わるなかで、競技による怪我や少子化に伴う保護者の未参加など、さまざまな課題も出てきて、運営には苦労が絶えません。ちなみに、本校の運動会(体育祭)は先日10月6日(金)に実施しました。
 
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体育祭

 本日、体育祭を実施しました。天気予報では午後から雨で進行が心配でしたが、生徒が気合一杯にがんばり、競技がスムーズに進んだ結果、全競技を予定どおりおこなうことが出来ました。昨日の予行では綱引きで優勝した3年5組が得点でトップでしたが、午前終了の段階では2年2組が逆転、午後の競技までもつれましたが、最終的に3年5組が優勝、2年2組はおしくも2位、3位は3年3組でした。
 肌寒いなかでの体育祭で、頑張りすぎて足を痛めたり、体調不良を訴えた者もいましたが、大きな怪我もなく、生徒のやる気が感じられました。応援に来た多くの保護者の皆様も子どもたちのがんばりに満足していただけたと思います。
 
  今日の天気、大丈夫かな?      まずは準備体操
 
   やっぱ、寒いよね?        女子200m
 
    男子200m           女子80m
 
     男子80m            二人三脚R
 
     二人三脚R       保護者の方々も熱心に応援!
 
       電卓計算R。意外と計算が難しい?
 
       大縄跳び。クラスの団結力の見せ所。
 
        スウェーデンR。一歩でも先に!
 
   一輪車レース。ボールが落ちないように気をつけて!
 
    男女1000mR。ゴールを目指して全力で!
 
      ハリケーン。みんなでがんばりました!
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体育祭予行

 体育祭の予行をおこないました。今日は体育館に集合して、まず準備体操。その後綱引きをおこないました。特に気合の入っていたのは3年生。多くのクラスが最後の体育祭でハッスルし、なかでも圧倒的な力で勝ち進んだ3年5組が優勝しました。2位は健闘した2年2組。来年が楽しみです。3位には意地を見せた3年4組が入りました。明日が体育祭本番です。天気が少し心配ですが、生徒のパワーで雨を吹き払ってもらえればと思います。
 また、予行終了後に、8月末に行われた学校農業クラブ連盟フラワーアレンジメント競技会県大会で1・2位となり、10月下旬に秋田県でおこなわれる全国大会に出場する飯島さんと小川さんの壮行会を開きました。全国でも力を出してもらえればと思います。
 
 集合~~、予行を始めます。    しっかりと準備運動を!
 
  綱引きを始めま~~す。      1年生はがんばる!
 
   2年生もがんばる!      決勝! 3年生の底力!
 
 優勝~~~! おめでとう!  これまでのがんばりを振り返る
 
 壮行会。生徒会長激励のことば。  全国大会でもがんばります!   
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月見だんごとススキ

 月見と言えば、だんごがつきものです。月見だんごは地域によって形が異なります。関東では満月に見立てた丸型、関西では里芋を模しただんごがお供えされます。関西の月見だんごが里芋に似せてつくられるのは、旧暦の8月15日の十五夜がちょうど里芋の収穫期であり、芋名月といわれ、里芋をお供えする風習があったからです。里芋型の月見だんごにはあんこをつけますが、月にかかった雲や皮つきの里芋料理の衣かつぎの皮を表現していると言われています。月見だんごは、地域によってお供えする数が異なるます。十五夜には十五個、十三夜には十三個、または三個お供えする地域があります。本来は「三方(三宝)」という台に白い紙を敷き、月が見える軒先や玄関などにお供えしますが、お盆や皿に積み上げてもかまいません。また、月見だんごや秋の収穫物とともにお供えするのがススキです。本来、月の神様を招き、月の神様が宿る稲穂ですが、十五夜や十三夜は稲の収穫期には早いため、形が似ているススキを飾るようになったと言われています。古来、ススキには魔除け、厄除けの力があると信じられ、月見にお供えしたススキを軒先に吊るしておくと、一年間病気にかからず健康に過ごせると信じられていました。
 ものごとには、いわれのあることがたくさんありますね。
 
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月見(十五夜)

 お月見といえば「十五夜」の「満月」を思い浮かべます。 十五夜とは本来は満月のことですから、年に12回または13回めぐってきます。中でも旧暦の8月は1年の中で最も空が澄みわたり月が明るく美しいとされていたため、平安時代から観月の宴が開催され、江戸時代から収穫祭として広く親しまれるようになりました。十五夜は旧暦の8月15日をさすので、新暦では月遅れの9月15日と思っている方も多いでしょう。しかし、月の満ち欠けを基準にしていた旧暦と、太陽の動きを基準にしている現在の暦にはズレが生じます。そのため、実際には毎年9月中旬~10月上旬の間に旧暦の8月15日がやってきます。ちなみに今年の中秋の名月は、今日10月4日(水)です。満月の2日前ですね。月見(つきみ)とは、満月など月を眺めて楽しむことで。観月(かんげつ)とも言います。狭義には、旧暦の8月15日(十五夜)と9月13日(十三夜)の夜の月見を指します。十五夜(太陽太陰暦では常に満月)は旧暦の秋のちょうど中頃なので中秋の名月または仲秋の名月とも言います。望月古来より、旧暦8月(グレゴリ暦9月ごろ)は観月に最も良い時節とされていました。この夜は、月が見える場所などに祭壇を作り、すすきを飾って、月見団子・里芋・枝豆・栗などを盛り、御酒を供えて月を眺めました。このことから芋名月とも言います。十三夜は日本独自の風習であり、ちょうど食べ頃の大豆や栗などを供えることから、この夜の月を豆名月または栗名月と言います。十五夜と十三夜、どちらか片方の月見しかしないのは「片月見」と言って嫌われました。秋や冬は空気が乾燥して月が鮮やかに見え、かつ、秋は湿度も低く夜でもそれほど寒くないため、名月として鑑賞されるようになりました。 中国、日本では、月を愛でるという習慣が古くからあり、日本では縄文時代ごろからあるといわれ、平安時代ごろから中国から月見の祭事が伝わると、貴族などの間で観月の宴や舟遊び(直接月を見るのではなく船などに乗ったりして水面に揺れる月を楽しむ)など歌を詠んだり酒を飲んだりしました。ヨーロッパでは満月は人の心をかき乱し、狂わせるものであったようで、月の女神が死を暗示したり、狼男が月を見て変身するというのは、その典型的な例で、とても月を眺めて楽しむという気分にはなれなかったようです。
 
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10月の風景①

 
 10月は旧暦で神無月(かんなづき)と呼ばれます。「かみなづき」「かむなづき」とも言います。でも、あるところでは「神在月」(かみありつき)と逆の意味で呼ばれています。さて、それはなぜでしょうか? かつて10月が全国の八百万の神様が一部の留守神様を残して出雲大社(島根県出雲市)へ会議に出かけてしまうと考えられてきたからです。その為、神様が出かけてしまう国では神様がいないので「神無月」、反対に出雲の国(島根県)では神様がたくさんいらっしゃるので「神在月」という訳です。
 秋の深まりとともに、野山が少しずつ赤や黄色で彩られる季節になりました。その彩りに誘われて出かけてみてはいかがでしょう? 空気も食事も景色も美味しくて、日本の秋に感謝したくなりますね。
 
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