平成29年度~校長室

2017年9月の記事一覧

虫の声

 夏の暑さがやわらぎ、秋の足音が聞こえ始めると、緑に彩られた草むらや公園、森などからさまざまな虫の鳴き声が聞こえてくるようになります。リーンリーンと鳴く鈴虫、チンチロリンの音色を奏でる松虫など、美しい虫の声が増すほどに、秋の訪れや深まりを感じる人は多いと思います。日本人には心地よい虫の鳴き声ですが、アメリカやヨーロッパの人々には雑音と聞こえるようです。一説によると、初秋の月を眺めながら虫の音に耳を傾ける文化は、世界でも日本や中国などアジアの一部の地域に限られているようです。日本では、平安時代に一部の貴族の間で虫をペットとして飼育することが始まりましたが、江戸時代後期になると、庶民もさまざまな種類の鳴く虫を竹製のかごに入れて、縁側や軒先に吊るして飼ったり、虫の鳴き声の名所にわざわざ足を運び、秋の夜長に虫の音色を楽しみました。なかでも、東京都荒川区西日暮里にある道灌山(どうかんやま)は、鈴虫や松虫をはじめとして多くの種類の虫が美しい音色を響かせ、虫の名所として知られていました。
 皆さんの家の周りでも虫の音色は楽しめると思います。静かに耳を傾けてみてはいかがですか?
 
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9月の風景①

 9月に入り、4日となります。8月は台風や降雨の影響等で涼しく、雨の降る日が多くありましたが、今後晴れの日、過ごしやすい日が続いてほしいと思います。9月はグレゴリオ暦で年の第9の月にあたり、30日あります。日本では、旧暦9月を長月(ながつき)と呼び、現在では9月の別名としても用いています。長月の由来は、「夜長月(よながつき)」の略であるとする説が最も有力です。他に、「稲刈月(いねかりづき)」が「ねかづき」となり「ながつき」となったという説、「稲熟月(いねあがりづき)」が略されたものという説があります。英語での月名、Septemberはラテン語表記に同じで、これはラテン語で「第7の」という意味の「septem」の語に由来していますが、不一致が生じているのは、紀元前153年にそれまで3月を年の始めとしていたのを1月を年の始めとすると改めたにもかかわらず名称を変えなかった為です。日本の学校年度は4月から始まりますが、世界に目を向けると9月を採用している国が多いです(アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、中国など)。
 先日も記しましたが、生徒の活躍する機会が増えます。今まで培った力を存分に発揮してくれればと思います。
 
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始業式

 2学期が始まりました。始業式に多くの生徒が登校し、元気に日焼けした笑顔で友だちと再開を喜び合っていました。始業式では校長講話の後、関東大会で活躍したウエイトリフティング部の柿本君、平井君、農業クラブのフラワーアレンジメント競技会で1、2、3位を獲得した2年生の飯島さん、小川さん、3年生の飯嶋さんの表彰式をおこないました。1、2位の飯島さん、小川さんは、10月に秋田県で開催される全国大会へ出場します。
 2学期は体育祭や文化祭、修学旅行など行事が盛りだくさんで、部活動の新人戦や各種コンクール・発表会もあり、生徒の活躍する機会が増えます。今まで培った力を存分に発揮してくれればと思います。
 
始業式での「校長講話骨子」

 「皆さん、おはようございます。長い夏休みが終わって、また元気な顔を見ることができ、とてもうれしく思います。充実した夏休みが過ごせましたか。十分に過ごせた人も、不十分な人もいると思いますが、何事も経験と思い、今後に生かしてもらえればと思います。

  今年の夏は、当初猛暑の予報も出ていましたが、8月初めの台風5号や、その後の低気圧の日本列島への居座りもあり、雨が多く、涼しい日が多い年となりました。涼しさゆえに、身体へのダメージは例年より少なかったかもしれませんが、農産物が十分成長できず、今後野菜などの価格高騰が懸念されます。また、海水浴場やプールも利用者が激減して、利益が上がらず、厳しい経営状況があるようです。

  今話したように、どこかがよければ、どこかで悪いところが出てくる。我々人間が生きている地球社会は100%よくて、100%悪いということはありません。よし悪しのバランスの上に成り立っています。

 我々も100%完璧で、100%悪いということはありません。健康なら健康で、バランスの上に立ち、「今日はいい。」、「今日は悪い。」の間で動いています。

  今、日本は北朝鮮のミサイルのことで連日さまざま報道が流れてきます。心配がされますが、この騒ぎの根底にあることはどんなことなのか、考えたことありますか。アメリカ、北朝鮮、韓国、中国、ロシア、そして日本。どの国も自分が100%よくて、100%間違った行動はないでしょう。

  今後どうしていけば解決できるのか。よりベターな方策を探すのは難しい。ただ、「自分としては○○が○○だから○○だと思う。」という意見はしっかりと持ってほしいと思います。たとえ身の周りの些細な出来事も、もしかしたら大きな問題に密接に関連しているかもしれません。特に、このあと就職や進学を控えている3年生は、面接の時に「自分のことばで自分の考えをはっきりと言える。」ことが求められます。新聞やニュースに注意して、自分が進む進路のニュースに関心を持ち、自分自身の意見を持ってほしいと思います。

  最後に、2学期は体育祭や文化祭、修学旅行など行事が盛りだくさんで、部活動の新人戦や各種コンクール・発表会もあり、皆さんの活躍する機会が増えます。今まで培った力を存分に発揮してもらえればと思います。また、次の段階に進む力を蓄える時期にもなります。物事への関心を高め、集中力を身に着け、切り替えをうまくおこない、自分の意見を持つようにして、2学期に臨んでください。」

 

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