校長室日誌

2017年7月の記事一覧

非行防止教室

 本日、非行防止教室をおこないました。今回は生徒の多くが持っているスマートフォン等に係るトラブルに対応するため、埼玉県警察本部生活安全部サイバー対策課の菊池様を講師としてお招きし、生徒への講和等をお願いしました。菊池様は、DVDとパワーポイントの視聴覚機材を活用して、スマフォやインターネットのトラブルの例をあげ、1度掲載した情報は完全に消去するのは難しいなどネットトラブルの恐ろしさを説明し、個人情報の安易な掲載をやめ適切な利用(ネチケットを守る)、自分の身は自分で守る、人のいやがることはしないこと等お話くださいました。
 全員がこれらのことを肝に命じ、きちんとした使用をすることを期待します!
 
みなさん、スマフォの使い方は大丈夫ですか?
 
使い方をしっかり理解して、トラブルのないようにしましょう!
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PTA支部会

 7月15日(土)、今年度のPTA支部会が始まりました。今日は、午後1時30分より第1・2・3の合同支部会を羽生市のワークヒルズ羽生でおこないました。30°をはるかに超えるなか、多くの保護者の方々に御参会いただき、PTA会長、校長の挨拶の後、学校のほうから1学期の成績、夏休みの過ごし方、進路の状況についての説明をおこない、その後学年別に分かれて懇談会を実施しました。学年別では、この後会社見学や大学等の選択を控える3年生が最も活発に意見・情報交換を交わしていました。
 今日は午後1時30分より第4・5・7支部会を加須市のパストラル加須で、第6・8支部会を行田市のグリーンアリーナで開催する予定です。
また、7月22日(土)には午前10時から学校で上記の会に参加できなかった保護者の方々を対象に支部会を開催いたします。御参加をお待ちしております。
 
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球技大会

 今日は球技大会。男子はグラウンドでサッカー、女子は体育館でバスケットボールで、学年別・クラス別の対抗戦です。
 
 グラウンドでも体育館でも生徒たちの熱気と応援の歓声が響きます。
 
 グラウンドでは、11時ごろかなり激しい通り雨があり、進行が心配されましたが、生徒たちの熱い思いで雨はあっという間に通り過ぎ、最後まで熱戦が展開されました。
 
 試合結果は、後日報告します。
 
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蛍狩り

 蒸し暑い日が続き、うんざりしている人もいると思いますが、この時期に目を楽しませてくれるのが蛍。どんより曇った梅雨の夜、甘い水を求めて草から草へと飛び回る蛍たち。その幻想的な光景を楽しむのが「蛍狩り」です。「狩る」といってもホタルを捕まえることではありません。「狩る」という言葉には、動物を捕まえるという意味のほかに、「紅葉狩り」などと同じく季節の風物を楽しむ、鑑賞するという意味があります。ホタルの成虫は、腹部後方に発光器があり、発光物質が光ることで光が発生します。この光は、蛍のラブコール。オスは光を発しながら飛び回り、メスは草や木の葉の上で弱く光ります。お互いを見つけて両方が強く光れば婚約成立です。実は、蛍の成虫期間は約1~2週間。この間、エサを食べずに夜露だけで過ごしてパートナーを探します。そして、繁殖が終わると死んでしまいます。また、蛍でも発光しない種類もあります。日本には40種類以上の蛍がいるといわれますが、代表的な蛍は源氏蛍(ゲンジボタル)、姫蛍(ヒメホタル)、平家蛍(ヘイケボタル)の3種類です。ホタルが好むのは、きれいで流れがゆるやかな川や水田などの水際の草むらで、水温は15~20°くらい、エサになるカワニナがいるところです。ホタルが好むのは気温は20℃以上で生暖かく、曇って風のない夜。どんより曇った梅雨の夜は蛍狩りに最適です。雨が降っていたり、風邪が強い日や冷え込む日は、蛍はあまり飛びません。ホタルが飛び回るのは日没1~2時間後がピーク。夜の7時半位から9時頃までがおすすめのタイミングです。環境の変化により一時激減した蛍ですが、蛍の飛ぶ清流を取り戻そうという動きが、各地で起こっています。行政などの保護により、再び蛍の姿が復活しつつあります。
 「蛍狩り」の時期は地域によってさまざまですので、あらかじめ調べてから出かけてみてはいかがでしょう。
 
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朝顔市

 朝顔市は、ほおずき市と並ぶ夏の風物詩です。朝顔市の朝顔は、青やピンクなど3~4色の大輪の花が一鉢に咲くように寄植えされた「あんどん仕立て」が主流です。「今日の朝顔は何色?」と夏の早起きは朝顔チェックで決まりですね! 
 
 朝顔はヒルガオ科のつる草で、支柱となるものに巻きつきながら成長していきます。巻き付く向きはなぜか左巻き。そして、朝顔は日没から10時間後に咲く、体内時計を持っています。それで、早朝に花を開き、日が出るとしぼんでしまうのです。
似たような名前の花に昼顔、夕顔がありますが、昼顔はその名の通り昼に咲き、夕方しぼみます。夕顔はウリ科のつる草で、その実からかんぴょうが作られます。朝顔の原産地は中国で、奈良時代に遣唐使によって日本に伝来したといわれています。当時は朝顔の種は「牽牛子」(けんごし)といって、下剤や利尿作用がある漢方薬として珍重されていました。朝顔の花が鑑賞用として栽培されるようになったのは江戸時代になってからの事です。朝顔市で有名な入谷(東京都台東区)は、入谷田圃の土が良かったことと、腕の良い植木屋が多く住んでいたことから、朝顔の名所として有名になりました。朝顔市の代名詞ともなっている入谷の鬼子母神の朝顔市は、明治初期からの歴史があります。世情の悪化から大正時代に一度姿を消しますが、戦後の昭和23年に江戸情緒豊かな夏の風物詩として再開されました。朝顔の中国名「牽牛花」(けんぎゅうか)にちなみ、牽牛といえば七夕伝説に出てくるあの牽牛、ということで七夕を挟んで3日間開催されます。東京・入谷の朝顔市は、入谷鬼子母神を中心に、言問通り沿いに市が立ち、毎年40万人もの人で賑わいます。朝顔は早朝に咲く花。朝顔市も朝5時スタートです。色よく咲いている花を品定めするには、やはり早起きして出かけたほうが良いですね。

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