2018年9月の記事一覧
学校説明会
本日、学校説明会を実施しました。朝から雨模様でしたが、200名ほどの中学生・保護者の方々に参加をしていただきました。説明会では学校全体や入試に関すること、商業科・農業科の説明をおこない、その後、希望者ごとに体験講座(商業系で簿記・総合実践、農業系でナシの品質調査・食品製造)、施設見学、個別相談に参加していただきました。中学生や保護者の方々に本校を知ってもらうよい機会とすることができました。
受付をお願いします 商業科の説明
農業科の説明 施設見学
商業系講座(総合実践) 商業系講座(簿記)
農業系講座(食品製造) 農業系講座(ナシの品質調査)
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秋の深まり
朝の最低気温が20℃を下回り、お彼岸が過ぎ、夜の時間が昼よりも長くなりました。1か月前は6時頃だった夕暮れも5時半頃になり、夕方になると虫の鳴き声が響きます。朝夕ずいぶんと涼しくなり、日中は気温の高い日もありますが、空の色は8月までとは違うように感じます。早いもので9月も終わりに近づき、10月を迎えようとしています。10月は生徒の楽しみ?にしている体育祭や文化祭があり、活躍の場が広がります。スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、収穫の秋など、さまざまな秋が喜びを与えてくれます。
皆さんはどのような秋を楽しみますか?
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金木犀(きんもくせい)
最近近くを通ると、ふいに香ってくる甘い香りで「あ、金木犀(きんもくせい)が咲いているな」と気がつくことがあります。金木犀は、その姿より先に香りで気づかれるほどの豊かな芳香が特徴です。金木犀はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、9月下旬から10月上旬に小さなオレンジ色の花をたくさん咲かせます。高さは3~6mに育ち、刈り込んで垣根にもできるので、庭先や公園などでもよく見かけます。特徴は何といってもその香りで、梔子(くちなし)、沈丁花(じんちょうげ)とともに「三香木(さんこうぼく)」と呼ばれています。金木犀と沈丁花の香りはよく似ていますが、春先に香るのは沈丁花、秋の訪れとともに香るのは金木犀です。金木犀の花ことばは、「謙虚、謙遜」「真実、真実の愛」「初恋」「陶酔」。その香りのすばらしさに比べて、花が控えめなところから「謙虚、謙遜」。また、金木犀の香りは甘くて官能的なところから「陶酔」という花ことばもぴったりです。一度嗅ぐと忘れられないような芳香は、「真実の愛」「初恋」にも通じるものかもしれませんね。金木犀の香りはリラックス効果が高く、不安感やイライラを鎮めてくれるそうです。金木犀の香りは、合成されてトイレ用消臭剤にも使われたので、そのイメージが強いのが少し残念ですが、本物の花の香りはやさしく心が落ち着きます。金木犀は中国原産で、中国ではモクセイの花を「桂花(けいか)」と呼びます。原産地として地名の由来にまでなっている「桂林」の桂花樹は有名です。奇岩がそそり立ち水墨画のような風景で知られる漓江(りこう)のまわりにもたくさん植えられています。金木犀は、花は咲くものの実がなりません。金木犀には雄株と雌株があり、日本に伝えられたのが金木犀の雄株ばかりだったためといわれています。名前の由来は、樹皮が動物のサイ(犀)の皮に似ていて、金色の花を咲かせるからと言われています。いつ頃から木犀と呼ばれたのかはわかりませんが、その当時サイをどこでみたのかなぁと不思議な気持ちになります。

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おはぎ・ぼたもち
お彼岸のお供えものの定番といえば「おはぎ」や「ぼたもち」。いずれも、もち米とうるち米を混ぜて炊き、適度につぶして丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子ですが、季節によって呼び名や作り方が変わります。その違いを比べてみると・・・春に咲く牡丹の花にちなみ、春は「ぼたもち」といい、「牡丹餅」と書きます。牡丹は大きくて丸い花。そこで「ぼたもち」は大きめで丸い形に作ります。材料となる小豆は秋に収穫されるので、冬を越した春は、固くなった小豆の皮を取ってこしあんにして使っていました。だから「ぼたもち」はこしあん。一方、秋は萩の花にちなんで「おはぎ」といい、「御萩」と書きます。萩は小さくてやや細長い花。そこで「おはぎ」は小ぶりで俵の形に作ります。材料となる小豆は秋に収穫されます。とれたての小豆が使える秋は、皮ごと使った粒あんを使っていました。だから「おはぎ」は粒あん。現在は、こうした違いにこだわらないものが多くなりましたが、本来は春と秋で区別していたのです。粒あんを使った「おはぎ」は意外と簡単に手作りできますので、ご先祖様に思いを馳せながら「手作りおはぎ」に挑戦してみませんか?

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今日は開校記念日
今日は開校記念日で、生徒たちはお休み。午前中停電もあり、部活動もバスケットバール部、バレーボール部、ソフトテニス部の女子、ソフトボール部が活動している程度で、校内は静かです。10時過ぎに雨が降り始め、体育館の部を除いて早めの終了。雨は一時激しく降っていましたが、小降りになったり、また激しいくなったりと今日は降り続きそうです。30°を超す日もなくなり、涼しい日が続くようになり、秋の気配が漂ってきます。来月は体育祭、文化祭があり、生徒の活躍の場面が多くなります。今週はその前の静かさといった感じがあります。
ソフト部は階段でサーキット テニス部は女子のみ活動
バスケ部とバレー部 この後雨が降り出しました
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お月見について
空が澄み、お月見にぴったりの時季となりました。お月見といえば「十五夜」の「満月」を思い浮かべますね。十五夜とは本来は満月のことですから、年に12回または13回めぐってきます。中でも旧暦の8月は1年の中で最も空が澄みわたり月が明るく美しいとされていたため、平安時代から観月の宴が開催され、江戸時代から収穫祭として広く親しまれるようになり、十五夜といえば旧暦の8月15日を指すようになりました。しかし、十五夜には思わずびっくりの秘密があるのです。旧暦の十五夜を新暦に置き換えて、9月15日と思っている方も多いでしょう。しかし、月の満ち欠けを基準にしていた旧暦と、太陽の動きを基準にしている現在の暦にはズレが生じます。そのため、実際には毎年9月中旬~10月上旬の間に旧暦の8月15日がやってきます。これだけ幅があると何かと大変なため、十五夜関連の行事を毎年9月15日に固定化している場合もありますが、正確には違うのです。今年は昨日9月24日が十五夜に当たります。ところで、十五夜は満月だと思い込んでいませんか? 実は1~2日ずれることが多いのです。これは月と地球の公転軌道の関係で新月から満月までの日数が14日間~16日間と日数に差があり、満月になるまでの日数が違うため。十五夜が満月にあたるとは限りませんが、十五夜にお月見をするのが習わしです。また、十五夜を「ちゅうしゅうのめいげつ」と言いますが、「中秋の名月」と書いても「仲秋の名月」と書いても正解。漢字によって意味が違うのです。旧暦の秋は7月・8月・9月。7月を初秋、8月を仲秋、9月を晩秋といいました。つまり仲秋とは8月の別称で、仲秋の名月=8月の名月という意味になります。一方、中秋の名月とは、秋のちょうど真ん中の日を中秋といい、8月15日が中秋にあたります。そのため、中秋の名月=8月15日の名月という意味になり、十五夜のときは中秋の名月と書く場合が多いのです。「中秋の名月・十五夜」はひときわ美しいと言われますが、他にも十三夜、十日夜(とおかんや)のお月見行事があるのをご存知ですか? 十三夜は聞いた事があるけど、十日夜は知らないという方も多いと思いますが、昔からこの3日間が晴れると良いことがあるとされています。十三夜は後日説明します。
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彼岸花(ひがんばな)
最近、道端に彼岸花(ひがんばな)を見る機会が増えました。彼岸花は秋のお彼岸頃に咲くのでこの名前になっています。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)と呼ばれることもあります。田舎道の脇に群生していたりしますが,町中でも空き地や家庭の庭等に見かけます。根のところにはリコリンという毒がありますが、この毒は水で何回もさらせばとれるので、昔の人はこの根の部分からデンプンをとって飢饉の際の食料としました。彼岸花はまっすぐな茎の上に花だけをつけます。葉は花が散った後にゆっくり生まれ出ます。韓国名はロマンチックで、サンシチヨと呼び「想思華」と書きます。1本の茎を共有しながら花と葉は決して出会うことはありません。花は葉を想い、葉は花を思い焦がれているから「想思華」という訳です。彼岸花が野や里に朱を散らすと、爽やかな風とともに秋がやってきます。

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お彼岸
今日は彼岸(ひがん)の入りです。彼岸とは雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のことです。また、この期間に行われる仏事(彼岸会)のことでもあります。最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「はしりくち」と言います。元々は、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」と言います。彼岸の仏事は浄土思想に由来します。浄土思想で信じられている極楽浄土(阿弥陀如来が治める浄土の一種)は西方の遙か彼方にあると考えられていました(西方浄土ともいう)。春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりです。元々は中国から伝わったもので、心に極楽浄土を思い描き浄土に生まれ変われることを願ったもの(念仏)ですが、日本に伝来後いつの間にか法要を営み祖先を祀る行事へと変化しました。806年(大同1年)、日本で初めて彼岸会が行われました。この時、崇道天皇のために諸国の国分寺の僧に命じて「七日金剛般若経を読まわしむ」と日本後紀に記述されています。不思議なことに、彼岸は現在のインド、中国にはみられず、日本固有の行事なのです。そこには日本古来の農耕儀礼や、祖霊崇拝と仏教を結びつけて、親しみやすくし、なんとか人々に仏教を歩ませようとした先人の願いが感じられてきます。


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減塩推進の授業をおこないました
本日3、4限の2年5組の調理の授業に、羽生市と羽生市食生活改善推進員協議会の方々を講師にお招きし、生活習慣病予防ための減塩推進スキルアップの授業をおこないました。初めに講師の先生からは朝食をきちんと食べること、1日に野菜を350gしっかり採ること等の指導をいただき、塩分の採り過ぎがさまざまな生活習慣病を招くことを学びました。その後、減塩のメニューとして、トマト親子丼と具だくさんピリ辛味噌汁を作りました。講義を受けた生徒たちは、塩分や他の調味料もきちんと量を計り、ヘルシーな野菜たっぷり、塩分控えめのメニューができました。トマトが親子丼とうまくマッチし、ピリ辛の味噌汁が食欲をそそります。美味しくいただきました。
減塩などまだまだと考えていた生徒もいるかと思いますが、今回の講義・実習を機に、健康な食生活をしっかりと考えて、実行してもらえればと思いました。
減塩などまだまだと考えていた生徒もいるかと思いますが、今回の講義・実習を機に、健康な食生活をしっかりと考えて、実行してもらえればと思いました。
今日のメニューはこれ! しっかり調理しましょう!
できました 美味しくできてよかった!
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放生会(ほうじょうえ)
放生会(ほうじょうえ)は、旧暦の8月15日におこなわれる儀式で、人間が捕えた生き物を放し、自然界に返してあげることにより、殺生つまり生き物を殺すことを戒め、生き物の命の重さを説く仏教の儀式です。仏教の戒律である「殺生戒」を元とし、日本では神仏習合によって神道にも取り入れられていました。収穫祭・感謝祭の意味も含めて、春または秋に全国の寺院や宇佐神宮(大分県宇佐市)をはじめとする全国の八幡宮(八幡神社)で催されています。江戸時代には庶民の間に広まり、放生会の日になると人々は飼っている動物や魚、カメなどを空や川、海、森などに放して自由にしてあげました。但し、動物を飼っていない人も大勢いたので、寺社の境内や門前、川沿いの露店や行商人が逃がしてやるための「放し鳥」や「放しうさぎ」などを売り、わざわざお金を払って、買った鳥やうさぎを川や野原に逃がしたこともありました。人間に捕獲された生き物を自然に戻してあげることで、人々は功徳を積み、家内安全や商売繁盛を期待しました。
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きのこ
秋がすすんでいるなという空気が漂っています。秋は食欲の秋でもあります。きのこの美味しい季節ですね。一般に流通しているきのこ類は、栽培品が主流ではありますが、それでも秋が旬です。きのこは低カロリーで、ビタミンB群・ビタミンDなどのビタミン類や、カリウムなどのミネラル、食物繊維も豊富。種類もたくさんあり、煮たり、焼いたり、炒めたり、鍋物にもピッタリの秋の食材です。秋のきのこの香り、食感、味わいを楽しみましょう。しめじは、「香り松茸、味しめじ」といわれるように、味の良いことで知られていますが、このしめじは「本しめじ」(シメジ科シメジ属)のこと。アカマツなどに生える希少品で珍重されています。最近になってようやく人工栽培が可能になり、店頭にも並ぶようになりました。一般的に流通している「しめじ」は「ぶなしめじ」(シメジ科シロタモギタケ属)の栽培物です。天然物はブナやトチノキなどの倒木に生えますが、流通量は多くありません。また、よく似たきのこに「ひらたけ」があります。しめじとして販売されていたこともありましたがヒラタケ科のきのこです。最近は「ひらたけ」として販売されています。ぶなしめじはカサが開きすぎず、ふっくらとして密集しているものを選びましょう。全体的に弾力があり、軸が白く、太めでしっかりしているかどうかも要チェックです。一方、しいたけ(ホウライタケ科シイタケ属)は、日本では鎌倉時代には食べられていたようですが、栽培が行われるようになったのは江戸時代で、生産量が増えるにつれて広まっていきました。明治時代の中頃にはクヌギやコナラなどの丸太に種菌を植える「原木栽培」、昭和中期頃からは、おがくずに米ぬかや小麦ふすまなどを混ぜて作った培地に植えて育てる「菌床栽培」が始まり、現在もこの2種類の栽培法が用いられています。

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敬老の日
敬老の日は、聖徳太子が現在の大阪市に悲田院(ひでんいん)という身よりのない老人や病人を収容する救護施設を設立したと伝えられる日にちなむものです。現在の敬老の日は1954年(昭和29年)に「としよりの日」として設けられたのが始まりです。この呼び方に各界から異議が起こり「老人の日」に。そして1966年(昭和41年)に現在の「敬老の日」と改められ国民の祝日となったのです。ちなみに、英語では敬老の日を「Respect for the Aged Day」、「敬老」は「respect for the elderly [aged]」と言います。ところで、長寿のお祝いは数え年で61歳(満60歳)になる還暦からお祝いするのが習わしとなっています。60歳は人生で5回目の年男、年女になる年。生まれた干支に還って赤ちゃんに戻るという意味で、赤いチャンチャンコとずきんを送るというのがしきたりでした。超高齢化社会に向かっていますが、やはり場面によっては年配者(年寄り)の知恵が欠かせないことも多々あります。若いと思っているみなさんもいずれは年寄りに・・・。敬うことを忘れなければそうなった時に敬われるはずです。
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コスモス(秋桜)
今日9月14日は「コスモスの日」です。2月14日のホワイトデーから半年たった恋人同士が、コスモスを添えたプレゼントを交換して愛を確かめ合う日と言われています。コスモスの和名は「秋桜(あきざくら)」という、いかにも日本らしい名前ですが、実は明治のはじめごろに渡来した外来種です。容易に栽培でき、丈夫で手間がかからないので、明治の末には全国的に広まったようです。原産地はメキシコなので、栄養分が少ない乾燥した土地を好みます。水やりや施肥をする必要がないので、園芸初心者にもおすすめです。在来種は白、ピンク、赤の3種類ですが、今では品種改良により、黄色や黒(チョコレート色)など、さまざまな種類のコスモスも増えています。夏の早咲きから秋の遅咲きまで、咲く時期もいろいろですが、「秋桜」の名の通り、秋の季語です。花言葉は「調和」「謙虚」「美麗」。群生が似合う花に似つかわしい花言葉です。 「コスモス」の語源は、ギリシャ語の「kosmos」に由来します。これは、「秩序」「美しい」「調和」などを意味します。宇宙を、統一された調和のとれたシステムととらえる時に、「コスモス」という使い方をします。「カオス(混沌)」の対義語であるといえば、わかりやすいかもしれません。宇宙は「コスモス」以外にも、「スペース」や「ユニバース」とも呼ばれます。「スペース」は、空間としての宇宙、「ユニバース」は、観測できるすべてを含めた宇宙を表します。「コスモス」という呼び方は、どちらかといえば思想的・哲学的なニュアンスが含まれます。一方、群生で咲いていることが多い花のコスモス。同じ時期に、同じくらいの高さで、整然と咲く様子は、まるで秩序だった宇宙のシステムのように見えるのでしょうか。宇宙と花。意外なところでつながっていました。 コスモスは外来種なので、和名が「秋桜」であっても、それを「コスモス」とは読みません。「秋桜」と書いて「あきざくら」と読みます。逆に、日本に古くからある「女郎花(おみなえし)」や「百日紅(さるすべり)」などは、当て字の漢字があり、古くは万葉集や古今集などでも詠まれています。では、なぜ「秋桜」と書いて「コスモス」と読むようになったのでしょうか。それは、昭和52年に山口百恵さんが歌った「秋桜」という歌謡曲が大ヒットしたからなのです。嫁ぐ娘が母を思う気持ちを歌った歌で、当時の山口百恵は18歳でした。作詞・作曲はさだまさしさん。曲のタイトル「秋桜」を「コスモス」と読ませ、歌詞の中でも「秋桜」と表記して「コスモス」と読ませました。「秋桜」と書いて「コスモス」と読ませる…。当時の歌謡曲は、キーワードとなる漢字を違う読み方で読ませるのが流行っていて、有名なところでは「本気」と書いて「マジ」、「恋敵」と書いて「ライバル」、「運命」と書いて「さだめ」などなど。これら3つは幾分「無理矢理感」が感じられますが、「秋桜」と書いて「コスモス」は図鑑や難読漢字にも取り入れられるほどで、歌の世界から抜け出し、ほぼ一般化しています。今では「秋桜」を何の疑問もなく「コスモス」と読む人が多いのではないでしょうか。
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就職試験等直前指導
6時間目、3年生は就職希望者に対して来週から始まる直前指導、進学希望者には大学や専門学校の進学に係る指導をおこないました。就職希望者への指導では、校長と3学年主任が激励と心構えを、進路指導主事が就職試験前後の対応と細かなチェックすべき点等について指導をしました。早い生徒は16日(日)から試験が始まります。体調を整え、就職に対する熱い思いを企業に伝え、内定を勝ち取ってもらえればと思います。
3学年主任の激励 進路指導主事の指導
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菊
秋を代表する花といえば、やはり菊でしょうか。あちらこちらで、菊花展や菊人形の催しが開かれます。菊は皇室の紋章でもある日本を代表する花の一つで、葬祭にもひんぱんに用いられる(主に弔意の場合が多いようですが)とてもなじみの深い花ですが、元から日本にあった訳ではありません。奈良時代に、薬用として中国から入ってきたもので、万葉集には見られず、古今集の頃から文字として現れます。菊は漢名で、キクはその音読み。和名では加波良与毛木(かわらよもぎ)、寿客(じゅかく)などとも呼ばれます。また、翁草、齢草(よわいぐさ)、千代見草の別名を持っており、古代中国では、菊は仙境に咲いている花とされ、邪気を払い長生きする効能があると信じられていました。菊と長寿との結びつきには、昔、中国の山奥で、慈童という少年が、経文を書いた菊の葉にこぼれた露を飲み、700歳以上も生き続けたという、能や歌舞伎舞踊、長唄などで有名な「菊慈童(枕慈童)」の説話が元になっています。麗懸山(中国河南省)の麓から薬の水が湧き出たというので、勅令を受けた魏の文帝の臣下達が山中深くやって参りますと、その山奥の菊の咲き乱れた仙境に、慈童という童顔の仙人が現れました。山奥深くに、人間の姿を見て怪しんだ臣下が問いただしますと、慈童は太古の周の穆王(ぼくおう)に仕えていた者だが、王の枕をまたいだ罪でこの山に流されたのだといいます。枕は、眠る時に魂が体を離れて枕の中に宿る神聖なものとされ、日本でも、万葉の頃に、妻は旅先の夫を想い、留守中の夫の枕と枕をくっつけて眠りについたという歌も残されていて、一説に枕の語源は魂倉(たまくら)だもいわれています。その神聖な王の枕をまたいでこの地に流されたのですが、王は、慈童を哀れんで、法華経の「二句の偈」(法華経観世音菩薩普門品の偈文「具一切巧徳 滋眼視衆生。福聚海無量 是故應頂禮」)を枕に書いて賜ったといいます。そして、その妙文を菊の葉の上に写して書くと、その葉の露が霊薬となり、それを飲んでいたため、少年は七百年後の今でも若いままで生きながらえていたというのです。嵐山の虚空蔵(こくうぞう)法輪寺の「重陽の節会」では「菊慈童」の像を祀って法要が営まれ、能「菊慈童」が奉納されます。
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松茸(マツタケ)
残暑も弱くなったこの頃、松茸のニュースが流れてくるようになりました。松茸は、キシメジ科キシメジ属キシメジ亜属マツタケ節のきのこで、海外でも”Matutake(マツタケ)”と呼ばれています。言わずと知れた、日本でのキノコの最高峰です。マツタケは比較的日当たりのいい主にアカマツの林に生えますが、それ以外でも針葉樹が多い林でも生える事があります。香りの成分はマツタケオールと呼ばれ、マツタケの独特の特徴となっています。マツタケの仲間は数種類ありますが、どれも食用になり、毒を持つものはありませんので、マツタケの香りがするキノコは基本的に食べて大丈夫と言う事になります。ところが、このマツタケ、好んで食べるのは日本人くらいのようで、海外ではこの香りが逆に臭いと感じられるようです。ヨーロッパのトリュフのようですね。シメジやシイタケのように人工栽培する事が難しく、今なお、自然発生している物を採取し出荷されているため、非常に高価なキノコとなっています。かつては、全国各地の山間地で人の手が加えられた里山が広がっていて、アカマツなども燃料などとして活用されていたので、マツタケが生育する環境が整っていたことから、今よりもみっともっと身近な秋の味覚だったようです。しかし、現在ではアカマツなどの利用もなくなり、過疎化が進むにつれ、里山が自然の状態に戻り、落ち葉などが堆積したままになるなどマツタケにとっては生育しにくい状態になっています。そして、マツタケは人工栽培が今なおできないので、自然に発生したものを収穫するしかないからです。松茸の生産地は長野県が最も生産量が多く、岩手や山形、それに近畿では京都、兵庫、和歌山、岡山、広島などが産地として有名です。松茸ごはんや土瓶蒸しなどさまざまな調理方法で味覚を味わえます。ただ、値段は高価なのでいい香りを今年は楽しめるか・・・?
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インターンシップ直前指導
7時間目、明日から2年生で実施するインターンシップの直前指導を体育館でおこないました。インターンシップは生徒に企業や学校、役所などで働いて、実際の仕事を経験してもらうとともに、働くことやその意義等について望ましい価値観を育むための機会です。学年主任の新井先生、担当の吉澤先生から全体的な注意をしていただいた後、インターンシップでお世話になる事業所ごとに分かれて、持ち物の確認や服装、集合時間などを確認して終了となりました。3年生の就職試験ももうすぐ始まります。来年までに2年生それぞれが自分に合った仕事や職業を見つけ、進路実現に繋げていってもらえればと思います。
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秋の七草
皆さんは、秋の七草を全部知っていますか? 春の七草は、「セリ、ナズナ、オ(ゴ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七草」という歌とともに七草粥を食べるという行事が今でも、行われるところから、ご存知の方も多いと思いますが、意外とご存じないのが秋の七草です。最近の若い人の中には、秋にも七草粥があってそれに入れるものだと思っている人もいるようです。秋の七草は、秋の野に咲く花をさしています。お粥に入れて食べられませんよ。秋の七草の由来は、万葉集の山上憶良が詠んだ歌に、「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花。萩の花、尾花(ススキ)、葛花(クズ)、撫子の花(ナデシコ)、女郎花(オミナエシ)また藤袴、朝貌(キキョウ)の花」というのがありますが、これが秋の七草です。秋の七草とは言いますが、実は夏の花が多いのです。暦の上では、立秋といえば8月初旬ですから、8月に咲く花が秋の花といっても差し障りはないのですが、桔梗は6月下旬から咲き始めますから、秋の花というのは不自然な気がしますが、ひょっとしたら、今とその頃では気候も違うでしょうし、種類的にも若干違う種類なのかも知れないので、その頃は秋に咲いていたのかもしれません。この秋の七草が今ピンチなのです! さて、残念なことですが、秋の野に出てもこれらの花を見かける事が少なくなっているようです。藤袴、桔梗は、絶滅危惧のレッドリストに絶滅危惧類として登録されています。秋の七草がなくなるなんてさびしいですね。何で絶滅の危機かはわかりませんが、何とか家で栽培するなどして絶滅を防ぎたいですね。
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サンマ
サンマは、秋の味覚を代表する魚です。秋のサンマは脂肪分が多く美味であり、特に塩焼きは日本の「秋の味覚」の代表とも呼ばれています。日本では、塩焼きにしてカボスや、スダチ、ユズ、レモン、ライムなどの搾り汁やポン酢、醤油などをかけ、大根おろしを添えて食べることが多く、内臓に独特のクセはあるがえぐみは少なく、塩焼きのはらわたを好んで食べる人も多くいます。蒲焼きの缶詰は水産物缶詰のなかでも人気が高く、近年では刺身としても流通しており、脂の乗り切らない初秋が食べ頃とされ、他の青魚と同様に酢じめして食べる事もあります。また、押し寿司としても利用されています。サンマには、血液の流れを良くするといわれるエイコサペンタエン酸が含まれており、脳梗塞・心筋梗塞などの病気を予防する効果があるとされています。また、ドコサヘキサエン酸も豊富に含まれており、体内の悪玉コレステロール(LDL)を減らす作用、脳細胞を活発化させ、頭の回転を良くする効果もあるとされています。生のサンマの鮮度の見極めは、尾を持ちサンマの頭を上に向けたとき、体が曲がらずにできるだけまっすぐに立つもの。目が濁っていないもの。口先がほんのり黄色いことなどと言われています。おいしいサンマは口先だけでなく尾も黄色く、極まれに全身が黄色のサンマも獲れます。これらは高級魚として高値で取り引きされています。サンマにはアニサキスが寄生している場合もあり、生食やそれに近い調理方法には注意が必要とされます。焼き魚として調理する場合、取り除くべき大きな鱗を持たず、内臓やえらを取り出すことも少ないので包丁を必要とせずに扱いやすく、料理書で入門用鮮魚とされることがあります。沿岸漁業で、サンマが獲れる地域が日本近海に限定されるため、サンマを食べる習慣があるのは日本とロシアのサハリンとカムチャツカ半島周辺に限られていましたが、近年では中国などでも和食ブームでサンマを出す日本食レストランが増え、人気が高まっています。初競りの際には1匹で万単位の価格が付くこともあり、この時だけ超高級魚の扱いを受けると言います。
今年は漁獲高が期待されており、秋の味覚を大いに楽しめるかもしれません。
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PTA親善スポーツ大会
本日、PTA親善スポーツ大会を本校体育館でおこないました。本校の親善スポーツ大会の種目はソフトバレーボールで、PTAの支部別の対抗戦の形で実施しています。教員も2チーム登録して、4つのブロックの分かれての予選リーグ、各組1位の決勝トーナメントをおこないました。接戦が続きましたが、第7支部が優勝! おめでとうございます! 昨年より参加者も多く、熱戦、接戦が多くあり、昨年よりも30分以上大会時間が長くなりました。
会員の皆様が初秋の1日にいい汗を流し、交流がすすんで充実した1日となりました。
会員の皆様が初秋の1日にいい汗を流し、交流がすすんで充実した1日となりました。
本日の日程等の説明 まずは準備運動
熱戦! 接戦!
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