平成29年度~校長室

2017年9月の記事一覧

秋の深まり

 
 お彼岸が過ぎ、夜の時間が昼よりも長くなりました。1か月前は6時頃だった夕暮れも5時半頃になり、夕方になると虫の鳴き声が響きます。朝夕ずいぶんと涼しくなり、日中は気温の高い日もありますが、空の色は8月までとは違うように感じます。
 早いもので9月も終わりに近づき、10月を迎えようとしています。10月は生徒の楽しみ?にしている体育祭や文化祭があり、活躍の場が広がります。スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、収穫の秋など、さまざまな秋が喜びを与えてくれます。
 皆さんはどのような秋を楽しみますか?
 
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金木犀(きんもくせい)

 最近近くを通ると、ふいに香ってくる甘い香りで「あ、金木犀が咲いているな」と気がつくことがあります。
 
 金木犀は、その姿より先に香りで気づかれるほどの豊かな芳香が特徴です。金木犀はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、9月下旬から10月上旬に小さなオレンジ色の花をたくさん咲かせます。高さは3~6mに育ち、刈り込んで垣根にもできるので、庭先や公園などでもよく見かけます。特徴は何といってもその香りで、梔子(くちなし)、沈丁花(じんちょうげ)とともに「三香木(さんこうぼく)」と呼ばれています。金木犀と沈丁花の香りはよく似ていますが、春先に香るのは沈丁花、秋の訪れとともに香るのは金木犀です。金木犀の花ことばは、「謙虚、謙遜」「真実、真実の愛」「初恋」「陶酔」。その香りのすばらしさに比べて、花が控えめなところから「謙虚、謙遜」。また、金木犀の香りは甘くて官能的なところから「陶酔」という花ことばもぴったりです。一度嗅ぐと忘れられないような芳香は「真実の愛」「初恋」にも通じるものかもしれませんね。金木犀の香りはリラックス効果が高く、不安感やイライラを鎮めてくれるそうです。金木犀の香りは、合成されてトイレ用消臭剤にも使われたので、そのイメージが強いのが少し残念ですが、本物の花の香りはやさしく心が落ち着きます。金木犀は中国原産で、中国ではモクセイの花を「桂花(けいか)」と呼びます。原産地として地名の由来にまでなっている「桂林」の桂花樹は有名です。奇岩がそそり立ち水墨画のような風景で知られる漓江(りこう)のまわりにもたくさん植えられています。金木犀は、花は咲くものの実がなりません。金木犀には雄株と雌株があり、日本に伝えられたのが金木犀の雄株ばかりだったためといわれています。名前の由来は、樹皮が動物のサイ(犀)の皮に似ていて、金色の花を咲かせるからと言われています。いつ頃から木犀と呼ばれたのかはわかりませんが、その当時サイをどこでみたのかなぁと不思議な気持ちになります。
 
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放生会(ほうじょうえ)

 放生会(ほうじょうえ)とは、旧暦の8月15日(今年は10月4日)におこなわれる儀式で、人間が捕えた生き物を放し、自然界に返してあげることにより、殺生つまり生き物を殺すことを戒め、生き物の命の重さを説く仏教の儀式です。仏教の戒律である「殺生戒」を元とし、日本では神仏習合によって神道にも取り入れられていました。収穫祭・感謝祭の意味も含めて、春または秋に全国の寺院や宇佐神宮(大分県宇佐市)を初めとする全国の八幡宮(八幡神社)で催されています。江戸時代には庶民の間に広まり、放生会の日になると人々は飼っている動物や魚、カメなどを空や川、海、森などに放して自由にしてあげました。但し、動物を飼っていない人も大勢いたので、寺社の境内や門前、川沿いの露店や行商人が逃がしてやるための「放し鳥」や「放しうさぎ」などを売り、わざわざお金を払って、買った鳥やうさぎを川や野原に逃がしたこともありました。人間に捕獲された生き物を自然に戻してあげることで、人々は功徳を積み、家内安全や商売繁盛を期待しました。
 
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今日は開校記念日

 
 今日は開校記念日で、生徒たちはお休み。午前中停電もあり、部活動も陸上部、バスケットバール部、ソフトテニス部、ブラスバンド部が活動している程度で、校内は静かです。気温は高めですが、日陰はかなり涼しく、よく見てみると、秋の気配が漂ってきます。
 来月は体育祭、文化祭があり、生徒の活躍の場面が多くなります。今週はその前の静かさといった感じがあります。
 
 
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きのこ

 秋がすすんでいるなという空気が漂っています。秋は食欲の秋でもあります。きのこの美味しい季節ですね。一般に流通しているきのこ類は、栽培品が主流ではありますが、それでも秋が旬です。きのこは低カロリーで、ビタミンB群・ビタミンDなどのビタミン類や、カリウムなどのミネラル、食物繊維も豊富。種類もたくさんあり、煮たり、焼いたり、炒めたり、鍋物にもピッタリの秋の食材です。秋のきのこの香り、食感、味わいを楽しみましょう。しめじは、「香り松茸、味しめじ」といわれるように、味の良いことで知られていますが、このしめじは「本しめじ」(シメジ科シメジ属)のこと。アカマツなどに生える希少品で珍重されています。最近になってようやく人工栽培が可能になり、店頭にも並ぶようになりました。一般的に流通している「しめじ」は「ぶなしめじ」(シメジ科シロタモギタケ属)の栽培物です。天然物はブナやトチノキなどの倒木に生えますが、流通量は多くありません。また、よく似たきのこに「ひらたけ」があります。しめじとして販売されていたこともありましたがヒラタケ科のきのこです。最近は「ひらたけ」として販売されています。ぶなしめじはカサが開きすぎず、ふっくらとして密集しているものを選びましょう。全体的に弾力があり、軸が白く、太めでしっかりしているかどうかも要チェックです。一方、しいたけ(ホウライタケ科シイタケ属)は、日本では鎌倉時代には食べられていたようですが、栽培が行われるようになったのは江戸時代で、生産量が増えるにつれて広まっていきました。明治時代の中頃にはクヌギやコナラなどの丸太に種菌を植える「原木栽培」、昭和中期頃からは、おがくずに米ぬかや小麦ふすまなどを混ぜて作った培地に植えて育てる「菌床栽培」が始まり、現在もこの2種類の栽培法が用いられています。
 
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おはぎ・ぼたもち

 お彼岸のお供えものの定番といえば「おはぎ」や「ぼたもち」。いずれも、もち米とうるち米を混ぜて炊き、適度につぶして丸めたものを小豆あんで包んだ和菓子ですが、季節によって呼び名や作り方が変わります。その違いを比べてみると・・・。春に咲く牡丹の花にちなみ、春は「ぼたもち」といい、「牡丹餅」と書きます。牡丹は大きくて丸い花。そこで「ぼたもち」は大きめで丸い形に作ります。材料となる小豆は秋に収穫されるので、冬を越した春は、固くなった小豆の皮を取ってこしあんにして使っていました。だから「ぼたもち」はこしあん。一方、秋は萩の花にちなんで「おはぎ」といい、「御萩」と書きます。萩は小さくてやや細長い花。そこで「おはぎ」は小ぶりで俵の形に作ります。材料となる小豆は秋に収穫されます。とれたての小豆が使える秋は、皮ごと使った粒あんを使っていました。だから「おはぎ」は粒あん。
 現在は、こうした違いにこだわらないものが多くなりましたが、本来は春と秋で区別していたのです。粒あんを使った「おはぎ」は意外と簡単に手作りできますので、ご先祖様に思いを馳せながら「手作りおはぎ」に挑戦してみませんか?
        

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目指せプロフェッショナル事業講演会

 本日5・6限、2年生の1~3組の商業系のクラスを対象に、目指せプロフェッショナル事業の講演会をおこないました。講師として本校OBで、株式会社スーパーケンゾー取締役社長の木村健造様にお越しいただき、「仕事は人生だ」という演題で講演いただきました。講演では、会社ではベトナムの方ががんばっていて、日本人の数倍がんばること。このままでは日本人は負けてしまうという喚起や、今後ロボット化がすすみ、多くの職種がなくなるので、就職を真摯に受け止めよなどの話、高校時代の思い出等を語っていただきました。中でも印象に残ったのは、人の話を真面目に聞くことが大切、いい加減だと誰にも相手にされなくなり無視されるので、いろいろな勉強をすることが大切だとの話でした。時にやさしく、時に厳しく話をしていただき、初めはあまり真剣でなかった者も途中から話に食い入るように聞いていました。
 今回の講演が、生徒が真剣に自分の将来を考え、その目標実現のための機会になればと思いました。
 
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彼岸花(ひがんばな)

 朝夕過ごしやすい風が吹くようになりました。この頃になると、道端に彼岸花(ひがんばな)が咲くようになります。秋の彼岸頃に咲くのでこの名前になっています。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)と呼ばれることもあります。
 
 田舎道の脇に群生していたりしますが、町中でも空き地や家庭の庭等に見かけます。根のにはリコリンという毒がありますが、この毒は水で何回もさらせばとれるので、昔の人はこの根の部分からデンプンをとって飢饉の際の食料としました。彼岸花はまっすぐな茎の上に花だけをつけます。葉は花が散った後にゆっくり生まれ出ます。韓国名はロマンチックで、サンシチヨと呼び「想思華」と書きます。1本の茎を共有しながら花と葉は決して出会うことはありません。花は葉を想い、葉は花を思い焦がれているから「想思華」という訳です。
 彼岸花が野や里に朱を散らすと、爽やかな風とともに秋がやってきます。
 
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彼岸

 今日は彼岸(ひがん)の入りです。彼岸とは雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のことです。また、この期間に行われる仏事(彼岸会)のことでもあります。最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「はしりくち」と言います。元々は、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」と言います。彼岸の仏事は浄土思想に由来します。浄土思想で信じられている極楽浄土(阿弥陀如来が治める浄土の一種)は西方の遙か彼方にあると考えられていました(西方浄土ともいう)。春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりです。元々は中国から伝わったもので、心に極楽浄土を思い描き浄土に生まれ変われることを願ったもの(念仏)ですが、日本に伝来後いつの間にか法要を営み祖先を祀る行事へと変化しました。806年(大同1年)、日本で初めて彼岸会が行われました。この時、崇道天皇のために諸国の国分寺の僧に命じて「七日金剛般若経を読まわしむ」と日本後紀に記述されています。不思議なことに、彼岸は現在のインド、中国にはみられず、日本固有の行事なのです。そこには日本古来の農耕儀礼や、祖霊崇拝と仏教を結びつけて、親しみやすくし、なんとか人々に仏教を歩ませようとした先人の願いが感じられてきます。
 
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松茸(マツタケ)

 残暑も少なくなったこの頃、松茸のニュースが流れてくるようになりました。松茸は、キシメジ科キシメジ属キシメジ亜属マツタケ節のきのこで、海外でも”Matutake(マツタケ)”と呼ばれています。言わずと知れた、日本でのキノコの最高峰です。マツタケは比較的日当たりのいい主にアカマツの林に生えますが、それ以外でも針葉樹が多い林でも生える事があります。香りの成分はマツタケオールと呼ばれ、マツタケの独特の特徴となっています。マツタケの仲間は数種類ありますが、どれも食用になり、毒を持つものはありませんので、マツタケの香りがするキノコは基本的に食べて大丈夫と言う事になります。ところが、このマツタケ、好んで食べるのは日本人くらいのようで、海外ではこの香りが逆に臭いと感じられるようです。ヨーロッパのトリュフのようですね。シメジやシイタケのように人工栽培する事が難しく、今なお、自然発生している物を採取し出荷されているため、非常に高価なキノコとなっています。
 かつては、全国各地の山間地で人の手が加えられた里山が広がっていて、アカマツなども燃料などとして活用されていたので、マツタケが生育する環境が整っていたことから、今よりもみっともっと身近な秋の味覚だったようです。しかし、現在ではアカマツなどの利用もなくなり、過疎化が進むにつれ、里山が自然の状態に戻り、落ち葉などが堆積したままになるなどマツタケにとっては生育しにくい状態になっています。そして、マツタケは人工栽培が今なおできないので、自然に発生したものを収穫するしかないからです。松茸の生産地は長野県が最も生産量が多く、岩手や山形、それに近畿では京都、兵庫、和歌山、岡山、広島などが産地として有名です。松茸ごはんや土瓶蒸しなどさまざまな調理方法で味覚を味わえます。ただ、値段は高価なのでいい香りを今年は楽しめるか・・・?
 
 どんぐりも見られるように     今年は食べられるかな?
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敬老の日

 9月18日は敬老の日です。敬老の日は、聖徳太子が現在の大阪市に悲田院(ひでんいん)という身よりのない老人や病人を収容する救護施設を設立したと伝えられる日にちなむものです。現在の敬老の日は1954年(昭和29年)に「としよりの日」として設けられたのが始まりです。この呼び方に各界から異議が起こり「老人の日」に。そして1966年(昭和41年)に現在の「敬老の日」と改められ国民の祝日となったのです。 ちなみに、英語では敬老の日を「Respect for the Aged Day」、「敬老」は「respect for the elderly [aged]」と言います。ところで、長寿のお祝いは数え年で61歳(満60歳)になる還暦からお祝いするのが習わしとなっています。60歳は人生で5回目の年男、年女になる年。生まれた干支に還って赤ちゃんに戻るという意味で、赤いチャンチャンコとずきんを送るというのがしきたりでした。
 超高齢化社会に向かっていますが、やはり場面によっては年配者(年寄り)の知恵が欠かせないことも多々あります。若いと思っているみなさんもいずれは年寄りに・・・。敬うことを忘れなければそうなった時に敬われるはずです。
 
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就職試験直前指導

 本日6時間目、3年生の就職試験直前指導を格技場1階の柔道場でおこないました。同じ時間、進学希望者は格技上の2階で進学指導をおこないました。就職指導では校長の就職試験に向けての話の後、進路指導主事の飯田先生から全般的な話、学年主任の關先生から3年生に向け、叱咤激励の話がありました。はやい生徒で、明後日から就職試験があります。指導を受けて万全の態勢で臨むとともに、自分の力を十二分に発揮して、希望者全員が就職を決めてもらえればと思いました。
 
   進路指導主事の話         学年主任の話 
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コスモス(秋桜)

 9月14日は「コスモスの日」です。2月14日のホワイトデーから半年たった恋人同士が、コスモスを添えたプレゼントを交換して愛を確かめ合う日といわれています。 
 
 コスモスの和名は「秋桜(あきざくら)」という、いかにも日本らしい名前ですが、実は明治のはじめごろに渡来した外来種です。容易に栽培でき、丈夫で手間がかからないので、明治の末には全国的に広まったようです。原産地はメキシコなので、栄養分が少ない乾燥した土地を好みます。水やりや施肥をする必要がないので、園芸初心者にもおすすめです。在来種は白、ピンク、赤の3種類ですが、今では品種改良により、黄色や黒(チョコレート色)など、さまざまな種類のコスモスも増えています。夏の早咲きから秋の遅咲きまで、咲く時期もいろいろですが、「秋桜」の名の通り、秋の季語です。花言葉は「調和」「謙虚」「美麗」。群生が似合う花に似つかわしい花言葉です。「コスモス」の語源は、ギリシャ語の「kosmos」に由来します。これは、「秩序」「美しい」「調和」などを意味します。宇宙を、統一された調和のとれたシステムととらえる時に、「コスモス」という使い方をします。「カオス(混沌)」の対義語であるといえば、わかりやすいかもしれません。宇宙は「コスモス」以外にも、「スペース」や「ユニバース」とも呼ばれます。「スペース」は、空間としての宇宙、「ユニバース」は、観測できるすべてを含めた宇宙を表します。「コスモス」という呼び方は、どちらかといえば思想的・哲学的なニュアンスが含まれます。一方、群生で咲いていることが多い花のコスモス。同じ時期に、同じくらいの高さで、整然と咲く様子は、まるで秩序だった宇宙のシステムのように見えるのでしょうか。宇宙と花。意外なところでつながっていました。 
 
 コスモスは外来種なので、和名が「秋桜」であっても、それを「コスモス」とは読みません。「秋桜」と書いて「あきざくら」と読みます。逆に、日本に古くからある「女郎花(おみなえし)」や「百日紅(さるすべり)」などは、当て字の漢字があり、古くは万葉集や古今集などでも詠まれています。では、なぜ「秋桜」と書いて「コスモス」と読むようになったのでしょうか。それは、昭和52年に歌手の山口百恵さんが歌った「秋桜」という歌謡曲が大ヒットしたからなのです。嫁ぐ娘が母を思う気持ちを歌った歌で、当時の山口百恵は18歳でした。作詞・作曲はさだまさしさん。曲のタイトル「秋桜」を「コスモス」と読ませ、歌詞の中でも「秋桜」と表記して「コスモス」と読ませました。「秋桜」と書いて「コスモス」と読ませる…。当時の歌謡曲は、キーワードとなる漢字を違う読み方で読ませるのが流行っていて、有名なところでは「本気」と書いて「マジ」、「恋敵」と書いて「ライバル」、「運命」と書いて「さだめ」などなど。これら3つは幾分「無理矢理感」が感じられますが、「秋桜」と書いて「コスモス」は図鑑や難読漢字にも取り入れられるほどで、歌の世界から抜け出し、ほぼ一般化しています。
 今では「秋桜」を何の疑問もなく「コスモス」と読む人が多いのではないでしょうか。 

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秋の七草

 皆さんは、秋の七草を全部知っていますか?  春の七草は、「セリ、ナズナ、オ(ゴ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七草」という歌とともに七草粥を食べるという行事が今でも、行われるところから、ご存知の方も多いと思いますが、意外とご存じないのが秋の七草です。最近の若い人の中には、秋にも七草粥があってそれに入れるものだと思っている人もいるようです。(^_^) 秋の七草は、秋の野に咲く花をさしています。お粥に入れて食べられませんよ。秋の七草の由来は、万葉集の山上憶良が詠んだ歌に、「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花。萩の花、尾花(ススキ)、葛花(クズ)、撫子の花(ナデシコ)、女郎花(オミナエシ)また藤袴、朝貌(キキョウ)の花」というのがありますが、これが秋の七草です。秋の七草とは言いますが、実は夏の花が多いのです。暦の上では、立秋といえば8月初旬ですから、8月に咲く花が秋の花といっても差し障りはないのですが、桔梗は6月下旬から咲き始めますから、秋の花というのは不自然な気がしますが、ひょっとしたら、今とその頃では気候も違うでしょうし、種類的にも若干違う種類なのかも知れないので、その頃は秋に咲いていたのかもしれません。この秋の七草が今ピンチなのです! 
 さて、残念なことですが、秋の野に出てもこれらの花を見かける事が少なくなっているようです。藤袴、桔梗は、絶滅危惧のレッドリストに絶滅危惧類として登録されています。
秋の七草がなくなるなんてさびしいですね。何で絶滅の危機かはわかりませんが、何とか家で栽培するなどして絶滅を防ぎたいですね。
 
     萩(はぎ)            ススキ
 
     桔梗(きよう)           ナデシコ
  
  葛(くず)      ふじばかま   女郎花(おみなえし)
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サンマ(秋刀魚・さんま)

 サンマ(秋刀魚・さんま)は、秋の味覚を代表する魚です。秋のサンマは脂肪分が多く美味であり、特に塩焼きは日本の「秋の味覚」の代表とも呼ばれています。日本では、塩焼きにしてカボスや、スダチ、ユズ、レモン、ライムなどの搾り汁やポン酢、醤油などをかけ、大根おろしを添えて食べることが多く、内臓に独特のクセはあるがえぐみは少なく、塩焼きのはらわたを好んで食べる人も多くいます。蒲焼きの缶詰は水産物缶詰のなかでも人気が高く、近年では刺身としても流通しており、脂の乗り切らない初秋が食べ頃とされ、他の青魚と同様に酢じめして食べる事もあります。また、押し寿司としても利用されています。サンマには、血液の流れを良くするといわれるエイコサペンタエン酸が含まれており、脳梗塞・心筋梗塞などの病気を予防する効果があるとされています。また、ドコサヘキサエン酸も豊富に含まれており、体内の悪玉コレステロール(LDL)を減らす作用、脳細胞を活発化させ、頭の回転を良くする効果もあるとされています。生のサンマの鮮度の見極めは、尾を持ちサンマの頭を上に向けたとき、体が曲がらずにできるだけまっすぐに立つもの。目が濁っていないもの。口先がほんのり黄色いことなどと言われています。おいしいサンマは口先だけでなく尾も黄色く、極まれに全身が黄色のサンマも獲れます。これらは高級魚として高値で取り引きされています。サンマにはアニサキスが寄生している場合もあり、生食やそれに近い調理方法には注意が必要とされます。焼き魚として調理する場合、取り除くべき大きな鱗を持たず、内臓やえらを取り出すことも少ないので包丁を必要とせずに扱いやすく、料理書で入門用鮮魚とされることがあります。沿岸漁業で、サンマが獲れる地域が日本近海に限定されるため、サンマを食べる習慣があるのは日本とロシアのサハリンとカムチャツカ半島周辺に限られていましたが、近年では中国などでも和食ブームでサンマを出す日本食レストランが増え、人気が高まっています。初競りの際には1匹で万単位の価格が付くこともあり、この時だけ超高級魚の扱いを受けると言います。
 今年は漁獲高が少なくなることが懸念されており、秋の味覚はさらに高いものになるかもしれません。
 
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高校生インストラクター講座

 9月9日(土)、羽生市教育委員会の主催で、本校で高校生インストラクター講座をおこないました。本日の講座では、パソコンでのカレンダーや年賀状の作り方について、本校のコンピュータ部の生徒が講師となって、市内の方々につくり方のレクチャーをおこないました。
 コンピュータ部の活動を紹介します。ふだん情報処理棟1階で活動しており、毎日の活動は高度な資格取得のための勉強や、情報処理競技大会やワープロ競技大会で好成績をあげるための練習を行っています。情報処理競技大会やワープロ競技大会では、全国大会に出場した実績もあります。また、卒業した先輩達のなかには、高度な資格を多数取得し、有名私立大学に進学した者も数多くいます。今年度も全国大会出場、上位進出を目指し、毎日遅くまで頑張って練習をしています。
  
 この日は、午後1時30分から開校式をおこなった後、さっそく講座をおこないました。参加した方々は、ふだんはあまり使わないパソコンの使い方に初めは苦労していましたが、生徒や先生方がていねいに指導する中で、次第に操作に慣れ、最後は作品を作り上げることが出来ました。
 
 
 この後、12月16日(土)にもフラワーデザインのインストラクター講座をおこなう予定です。皆さまの参加をお待ちしております。

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PTA後援会親善スポーツ大会

 9月9日(土)本校体育館で、PTA後援会親善スポーツ大会をおこないました。競技種目は4人制のソフトバレーボールで、8あるPTA支部の対抗戦に、教員も2チームエントリーして臨みました。この日は各支部から多くの保護者の方々に参加いただき、予選リーグ、決勝トーナメントをおこないました。接戦あり、熱戦ありのなかで、第1支部が優勝しました。お疲れ様でした。
 また、バレーボール部の生徒が審判、補助員として活躍してくれました。ありがとうございます!
 

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重陽の節句

 暑い日があったかと思うと涼しい日となったりと、不安定な天気が続きます。この時期、雨が降って湿度が上がり不快指数が増しますが、気持ちは前向きにいきたいです。さて、明日9月9日は重陽の節句です。五節句とは江戸時代に定められた5つの式日(今でいう祝日)を言い、1月7日の人日の節句(七草粥)、3月3日の上巳の節句(桃の節句/雛祭り)、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句、9月9日の重陽の節句をさします。古来より、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりで、めでたい反面、悪いことにも転じやすいと考え、お祝いとともに厄祓いもしていました。中でも一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。こうした節句は、行事と関係する植物の名前を冠して呼ばれることも多く、1月7日は七草の節句、3月3日は桃の節句、5月5日は菖蒲の節句、7月7日は笹の節供、そして9月9日は菊の節句と呼ばれています。菊は古来より薬草としても用いられ、延寿の力があるとされてきました。菊のおかげで少年のまま700年も生きたという「菊慈童(きくじどう)」伝説もあります。また、他の花に比べて花期も長く、日本の国花としても親しまれています。菊といえば晩秋の花という印象ですが、旧暦の9月9日は新暦の10月中ごろにあたり、まさに菊の美しい季節でした。このころは農繁期であることや、新暦に替わって季節感が合わなくなったことなどから次第に廃れてきましたが、寿命を延ばすと信じられていた菊を使い、さまざまな風習が伝えられています。また、庶民の間では「お九日(くんち)」と呼ばれて親しまれ、秋の収穫祭と合わせて祝うようにもなりました。
 「9は苦につながる」という人もありますが、上記のようなこともあるのですね。物事は前向き、肯定的にとらえていくほうがいいと思います。
 
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防災について考える

 昨日、防災について少しふれました。防災は災害を未然に防ぐために行われる取り組みです。災害を未然に防ぐ被害抑止のみを指す場合もあれば、被害の拡大を防ぐ被害軽減や、被災からの復旧まで含める場合もあります。災害の概念は広いので、自然災害のみならず、人為的災害への対応も含めることがあります。災害時の対応は主体の違いにより、自ら対応する「自助」、ご近所などの共同体で助け合う「共助」、消防や自治体に助けてもらう「公助」の3つに区分することができます。市民と行政の役割分担が強化された現代では、日常生活で行政に依存する部分があり、災害時にもこの延長として市民は「公助」が機能することを期待します。しかし、ある調査で災害時には自助 : 共助 : 公助の割合が7 :2 :1になると報告されているように、災害時には「公助」は限定的にしか機能しないうえ、災害が深刻であるほど「公助」の機能は低下します。特に、瞬時に大量の被災者が生じる地震の場合は顕著です。例えば、阪神・淡路大震災では、家屋などの下敷きとなった16万4千人のうち、12万9千人(8割)が自力で脱出、2万7千人(16%)は近隣住民が救出、7900人は警察・消防・自衛隊が救出しましたが、近隣住民により救出された人は約8割が生存していたのに対し、警察等により救出された人の生存率は約50%です。そのため、「自助」「共助」の重要性は高いと言えます。ちなみに被災後、数週間ほどたってから、水や食料が比較的充分に供給されていた避難所で、支援物資として実際に持ち込んで、喜ばれた(役に立った)品々を列挙すると以下のようになります。
・携帯充電機能付簡易ラジオ
・マスク(不足気味だった)
・ウェットティッシュ(大判のもの)
・作業用長靴(自宅整理用)
・菓子類
・洗面道具
・化粧品、生理用品、オムツ
・下着類(特に女性用)
 被災後数日、数週間、数カ月後、被災地では必要なものというのはどんどん変化していくもの。最初は水とオニギリさえあればよかったけれど、そのうちに色々なものが必要になってきます。缶詰やレトルト食品も一週間もすれば辛くなってくる。風呂にも入りたい。清潔な物も着たい。希望はどんどん変わってくるものだからです。その日のためにどれだけ準備していたかで自分や家族の避難所生活は大きく変わってしまうということを今一度思いおこしておくことが必要です。また、支援をする場合には本当に必要なものを、きちんと調べてから新品を送ることが災害時には必要です。
 
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9月の風景②

 朝夕すっかり涼しくなりました。夕陽は午後6時ごろ沈むようになり、秋の気配が日に日に増しています。9月は空が澄み、実りの季節の始まりを告げる月ですが、じつは梅雨と並んで雨が多い月なのです。秋の天気の特徴は、大陸からの移動性高気圧や低気圧が交互に日本付近を通るため、3~4日程度の間隔で天気が周期的に変化します。シトシト降る「秋雨」の後、澄み渡ったさわやかな天気となる「秋晴れ」が特徴です。秋の長雨はその年によって差がありますが、だいたい9月半ばから10月の初めにかけてのおよそ1か月間です。梅雨と比べて、東日本や北日本で影響を受けやすくなります。また、秋の長雨はシトシトと弱い雨が降り続くのが特徴です。「秋晴れ」のイメージが強い秋ですが、じつは昔から梅雨と並ぶ、第二の雨の季節だったのです。これからの季節、新聞などの天気図で、東西に延びる前線が出現したら要注意です。数日間にわたって雨が降り続く可能性があります。多すぎる雨は植物にとっても大敵。根腐れなどには十分注意しなければなりません。根腐れを起こしやすい植物は鉢植えにして、雨の当たらない軒下などに移動させましょう。また、これから来春の草花のタネまきの時期になります。せっかくまいたタネが流されてしまっては、元も子もないですから、タネまきのタイミングも慎重に検討したいものです。秋雨前線が現れる前が狙い目かもしれません。
 8月に台風も来ましたが、家庭でも災害用の食料や必要品を確認するなど、もう一度自分たちの足元、周りを確認しておきましょう!
 
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