2017年7月の記事一覧
季節のたより「暑中見舞い」
枝豆
小中学生対象農業体験講座
担当よりブルーベリーの特徴や摘み方の説明の後、農場に移動し、ブルーベリー摘みを開始!腰をかがめ、雨露に濡れながらの体験でしたが、ケースに青色のブルーベリーの実を一杯にして、みんな満足そう・・・。トマトも合わせて摘み、貴重な体験をしていただきました。
土用の丑の日
蓮(はす)の花が咲く時期
蓮(はす)の花が咲く時期となりました。蓮の原産地はインド亜大陸とその周辺で、地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出します。草高は約1メートルで、茎に通気のための穴が通っています。水面よりも高く出る葉もあります。葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができます。地下茎は「蓮根」(れんこん、はすね)といい、野菜名として用いられています。開花期は7~8月で、白またはピンク色の花を咲かせ、早朝に咲き、昼には閉じます。蓮の泥水の中から生じ、清浄な美しい花を咲かせる姿が、仏の智慧や慈悲の象徴とされ、様々に意匠されています。如来像の台座は蓮華をかたどった蓮華座であり、た厨子の扉の内側に蓮華の彫刻を施したりしています。主に寺院では仏前に「常花」(じょうか)と呼ばれる金色の木製の蓮華が置かれています。また、死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があり、「一蓮托生」という言葉の語源になっています。
彩の国進学フェア
バレーボール羽実杯
祇園祭
夏休みが始まりました。暑い日が続きますが、40日ほどの休みで何をしようか、楽しみにしている人も多いと思います。また、この時期は各地で夏祭りがさかんにおこなわれますが、そのなかでも祇園祭は最も規模のおおきなものの1つです。
近隣の熊谷市では、7月20日から22日まで3日間行われる八坂神社例大祭のうちわ祭がおこなわれます。12台の山車・屋台が熊谷囃子とともに市街地を巡行する様子は、その絢爛豪華さから関東一の祇園祭と称されています。そして、クライマックスは3日目の夜。あちらこちらの街角で引き合わせ、叩き合いが繰り広げられながら、山車と屋台がお祭広場に集結します。ライトアップされた山車・屋台。数万人の人の波。夜空に響きわたるお囃子と歓声。訪れた人の誰もを熱く燃えさせます。3日間で数十万人の方が祭りを楽しみます。江戸時代の多くの祭りがそうであったように、赤い色が厄除けになるという理由から、熊谷でも各家で赤飯を炊いて親戚などに配っていましたが、ある時、市内の料亭の主人が思いついて、当時、生活必需品だった渋うちわを配るようにしたことから「うちわ祭り」と呼ばれるようになりました。熊谷うちわ祭に「うちわ」が現れた時代については諸説があり、文献によっては江戸時代とするものもあります。暑気払いに出かけてみてはいかがですか?
終業式
その後、8月の南東北で行われるインターハイに出場するウエイトリフティング部の56kg級の平井翔悟君、94kg級の柿本和希君の壮行会をおこないました。2人は今まで頑張って蓄えた力を存分に発揮してもらえればと思います。また、2人を含めすべての生徒がこの夏休みを自らの力を伸ばす機会、自己・進路実現の機会としてもらうことを祈念します。
【校長講話骨子】
おはようございます。早いものでもう1学期の終業式です。始業式に3つの話をしました。1つは、自分の5年後、10年後の姿を考えてみてください。2つ目は、将来への希望や夢を持ってください。3つめはやる気・本気・元気を持ってください。覚えていますか。その実現のために、1学期にどのようなことに努力をしてきたか、どれだけ自分が成長してきたでしょうか?
「ふしありて、竹強し」という言葉があります。竹には「ふし」がある、だから曲がらず、折れず、真っ直ぐに成長します。高校生活には学期、学年という「ふし」があります。この学期というふしを迎え、自分を振り返ってみて、よかったことは何か、足りないものは何か、それを考えてみてください。
先日、成績会議があり、先生方から皆さんの成績の報告がありました。かなり頑張ったなと思える生徒、手を抜いてしまったかなと思える生徒、それぞれがいました。高校で学ぶ科目には、皆さんの実力を高め、人格を形成していくうえで不必要なものは1つもありません。苦手であっても、得意でなくてもやらなければならない、最低のラインがある。手を抜いてしまった、失敗してしまった者はこの夏休みで挽回し、他の者に追いつくようにしましょう。
次に日常の生活態度はどうだったでしょう? 人は弱い生き物です。快楽や手抜きなど心の弱さを持っています。さまざまな曲がり角や局面で、自分の心にブレーキを掛けられたか? 心にブレーキを持っていなければ、他人に害を及ぼすとともに自分自身に害をもたらす。心のブレーキとは自制心です。本校の校訓「誠実」、「協調」につながります。不当な欲望を抑え、相手をいたわり、人間性を高めてください。
また、健康増進はどうだったか。規則正しい生活をして、心と体両方を鍛錬できたか。
明日から夏休みに入ります。3年生は進路実現の本番です。特に、就職希望者は、すぐにも会社見学が始まります。しっかりとした気持ちで訪問をし、はきはきとした態度、笑顔を忘れずに、己を正して、頑張ってください。
1・2年生は部活動、あるいは、商業、農業等の専門教科で必要になる勉強や、この時期にしかできないことにも挑戦してください。
よい計画を立てて、実施し、その成果をあげる皆さんに9月1日の終業式に会うことを期待して、終業式の講話とします。
避難訓練
その後、消火器の訓練をおこないました。ふだんあまり使用しないものですが、まさかの時には使うものです。3年生のHR委員と有志の生徒が体験しました。
災害はいつ、どこで、どのように起こるかわかりません。ふだんから災害が発生した場合の対応を考えておくことを改めて感じました。
消火器の使い方の説明と消防署員による消火のようす
生徒たちもしっかりと消火訓練に取り組みました!
非行防止教室
みなさん、スマフォの使い方は大丈夫ですか?
使い方をしっかり理解して、トラブルのないようにしましょう!
PTA支部会
今日は午後1時30分より第4・5・7支部会を加須市のパストラル加須で、第6・8支部会を行田市のグリーンアリーナで開催する予定です。また、7月22日(土)には午前10時から学校で上記の会に参加できなかった保護者の方々を対象に支部会を開催いたします。御参加をお待ちしております。
球技大会
グラウンドでも体育館でも生徒たちの熱気と応援の歓声が響きます。
グラウンドでは、11時ごろかなり激しい通り雨があり、進行が心配されましたが、生徒たちの熱い思いで雨はあっという間に通り過ぎ、最後まで熱戦が展開されました。
試合結果は、後日報告します。
蛍狩り
朝顔市
朝顔はヒルガオ科のつる草で、支柱となるものに巻きつきながら成長していきます。巻き付く向きはなぜか左巻き。そして、朝顔は日没から10時間後に咲く、体内時計を持っています。それで、早朝に花を開き、日が出るとしぼんでしまうのです。似たような名前の花に昼顔、夕顔がありますが、昼顔はその名の通り昼に咲き、夕方しぼみます。夕顔はウリ科のつる草で、その実からかんぴょうが作られます。朝顔の原産地は中国で、奈良時代に遣唐使によって日本に伝来したといわれています。当時は朝顔の種は「牽牛子」(けんごし)といって、下剤や利尿作用がある漢方薬として珍重されていました。朝顔の花が鑑賞用として栽培されるようになったのは江戸時代になってからの事です。朝顔市で有名な入谷(東京都台東区)は、入谷田圃の土が良かったことと、腕の良い植木屋が多く住んでいたことから、朝顔の名所として有名になりました。朝顔市の代名詞ともなっている入谷の鬼子母神の朝顔市は、明治初期からの歴史があります。世情の悪化から大正時代に一度姿を消しますが、戦後の昭和23年に江戸情緒豊かな夏の風物詩として再開されました。朝顔の中国名「牽牛花」(けんぎゅうか)にちなみ、牽牛といえば七夕伝説に出てくるあの牽牛、ということで七夕を挟んで3日間開催されます。東京・入谷の朝顔市は、入谷鬼子母神を中心に、言問通り沿いに市が立ち、毎年40万人もの人で賑わいます。朝顔は早朝に咲く花。朝顔市も朝5時スタートです。色よく咲いている花を品定めするには、やはり早起きして出かけたほうが良いですね。
ほおずき
関東高P連神奈川大会
7月7日(金)、8日(土)、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催された関東高等学校PTA連合会大会神奈川大会に参加しました。7日は神奈川県の高校生によるアトラクションで始まり、高校生の演奏や演技で盛り上がりました。その後、全体会で今年度の大会宣言の採択、記念講演としてフリーアナウンサーの羽鳥慎一さんによる「聞くちから、話すちから」のがあり、高校生活の大切さや話すには相手の話を聞くちからが大切との話がありました。
8日(土)は分科会「生徒指導とPTA」に参加し、今年創立100周年を迎える山梨県立甲府工業高校の取組、「自分で自分のの身を守る」DIG体験にPTAとして取り組んでいる神奈川県立二宮高校の話を伺いました。本校も2年後に百周年を控えており、貴重なお話を伺うことができ、大変参考になりました。
高校野球埼玉県大会1回戦報告
選手の皆さん、応援の保護者・生徒の皆さん、暑い中お疲れ様でした。
七夕
一方、日本では、古来お盆に祖先の霊を迎える前の旧暦の7月7日、祓(はらえ)の行事がおこなわれていました。「棚機津女(たなばたつめ)」という衣を織る女性が神様に仕え、川などの清い水辺の機屋(はたや)に一晩こもって「棚機」という織り機で神様の衣装を織り、それを神棚に供えて、村人たちの穢れを払っていました。この2つが結びつき、7月7日の七夕の習慣が生まれました。七夕の習慣は江戸時代には庶民に広まりましたが、明治時代になると暦が太陽暦(新暦)になり、旧暦の7月7日が新暦では8月上旬となって1か月遅れるようになり、廃れていくようになりました。これに対して、昭和2年に大正時代から続く不景気を吹き飛ばそうと、仙台の商店街の有志たちが、伊達正宗も推奨したといわれる絢爛豪華な七夕飾りで名高い「仙台七夕まつり」を復活させ、これをきっかけに七夕まつりが夏の風物詩として日本各地で開催されるようになり、往年の輝きを取り戻しました。埼玉県では深谷市の七夕まつりが有名です。
梅干し
梅は中国が原産といわれています。中国の古書「斉民要術」には「鳥梅(うばい=中国語ではウメイ)」、「白梅(=梅干し)」、「蜜梅(=蜜漬けの梅)」などの梅の実の加工法が記されており、日本には奈良時代の遣唐使により、漢方薬として「烏梅」が伝来しました。「鳥梅」は、未熟な梅の実を燻製にしたもので、色は真っ黒。鎮痛、解毒、健胃、整腸などの薬として重宝されました。梅の語源は、この「鳥梅」から「ウメ」と呼ばれるようになったという説の他、「熟む実」から「ウメ」となったなど諸説あるようです。日本に現存する最古の医学書である平安中期の「医心方」で、「梅干し」の効用が取り上げられています。鎌倉時代以降、実の多くは梅干しとして食用にされ、戦国時代は薬効のある携帯食としても重宝したようです。江戸時代には庶民の食卓にも登場するようになり、大晦日や正月、節分には、梅干しにお茶を注いだ「福茶」として、正月には当時のおせち料理である「喰積(くいつみ)」にも祝儀ものとして用いられました。
※ 上はウメの実と梅干し、下は学校で採れたモロヘイヤのお浸し、ウエイトリフティング部は今年もインターハイ出場を決めました(報告が遅くなり申し訳ありません)。