校長室

令和3年度1学期始業式 校長講話

4月8日(木)に1学期の始業式を行いました。校長講話の概要は、次のとおりです。

今日から新学年が始まります。新たな思いを胸に、登校してきた人も多いと思います。進級すると、学習内容もより高度化、専門化するので、これまで以上に授業に集中してください。

学校教育については、コロナウイルス感染症対策を維持しつつ教育活動を続けることになりますので、学校行事や部活動など、それぞれの場面で力を精一杯出してほしいと思います。

 春休み中にある会社の経営者の方にお会いしました。その方との話の中から、皆さんにとって必要だと思ったことを伝えます。

・最近の高卒の社員について、入社後すぐに退社してしまう人は減ってきている。真面目で指示した黙々と仕事をこなす一方、自ら考えて仕事ができない。愛想はいいが、いざコミュニケーションを取ろうとするとうまくできない。

・高校時代に養って欲しいものは、少々辛いことでも辛抱できる力とコミュニケーション力。特に、挨拶できることが重要。これらを部活動をとおして身に付けて欲しい。

・最近の働き方として、一人が複数の分野の仕事を行う総合職化から、それぞれの社員が異なる仕事を担当する専門職化にシフトする企業が出てきている。全ての企業が専門職化を取り入れるわけではないが、社会は確実に変化している。 

本日午後には、入学式が行われます。明日からは、全学年が揃っての学校生活が始まります。令和2年度3学期の終業式でもお話ししましたが、3年生は進路が目の前に迫っています。2年生は学校を支える中核の学年となります。一人一人がしっかりと自覚をもって高校生活を送って欲しいと思います。