平成29年度~校長室

衣替え

 制服を採用している日本の学校や官公庁、企業の多くは、季節に応じて衣服を気候に適したものに変える「衣更え」を実施しており、毎年6月1日と10月1日で夏服と冬服を切り替えています。衣更えは中国から伝来した行事「更衣}が源で、平安時代から宮中で旧暦4月1日と10月1日の年2回おこなわれるようになった習慣です。衣替えが現在のようになったのは明治時代以降です。江戸時代には年4回衣替えをおこなう習慣は庶民にも浸透していましたが、明治時代になると、欧米文化が日本に大量に流入したため、日本人は和服だけではなく洋服も着るようになりました。そして、欧米文化を楽しむよう日本社会が変化を遂げるなか、政府が洋服を役人や軍人の制服に定め、新暦の6月1日と10月1日の年2回、夏用と冬用の制服に切り替えることを習慣化しました。役所や軍隊に義務付けられた洋服と年2回の衣替えは、その後小学校、中学校、高校など学校にも波及し、今でも習慣として根付いています。本校でも今日から衣更えです。