平成29年度~校長室

時の記念日

 梅雨に入りましたが、昨日は雨が降らず涼しく、今日は晴れで30°近くまで気温が上がる予報が出ていますが、どうなるでしょう?
 
 ところで、明日6月10日は時の記念日です。1920年(大正9年)、東京天文台(現在の国立天文台)と文部省の外郭団体である財団法人の生活改善同盟会によって制定されました。日本国民に「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけ、時間の大切さを尊重する意識を広めるために設けられたそうです。記念日ですが、法定された国民の祝日ではありません。生活改善同盟会が、5月16日から7月4日まで東京教育博物館で「時の展覧会」を開催し、期間中の6月10日を「時の記念日」として設定し、行事・宣伝を行ったのに始まっています。戦後は、時計の業界団体をはじめ各種の民間団体が関連行事を行い、特に東経135°の子午線上にある明石市の時のウィークや、天智天皇をまつる大津市の近江神宮の漏刻祭はよく知られています。また小学校や幼稚園などでは、標語を作ったり時計の絵を描いたりして、時間の規律を教えている例があります。
 定刻厳守の尊重が日本の国民性と言われるまでになり、鉄道や航空機の定時運行が世界一と言われるまでになったのも、時の記念日の創設にその原点のひとつがあるとも言えそうです。