平成29年度~校長室

こたつ

12月に入り、もうこたつを使っている家庭も多いと思います。こたつ(炬燵、火燵)は、皆さんにも馴染みの日本の暖房器具。床や畳床等に置いた枠組み(炬燵櫓、炬燵机)の中に熱源を入れ、外側を布団等で覆って暖かくします。熱源は枠組みと一体になっているものと、そうでないものがあり、かつては点火した木炭や豆炭、練炭を容器に入れて用いていましたが、現在は電気装置(電気こたつ)が多くなっています。現在は冬場の暖房器具としてだけではなく、夏期にはこたつ布団を外し、テーブル卓代わりとして通年利用されることが多くなっています。そのため暖房器具ではですが、通年商品となっています。形の主流は正方形から長方形になりつつあり、ごく最近に人気の出てきた一人用のミニコタツなどは正方形となっています。現在は大手メーカーは電気炬燵を生産しておらず、中小のメーカーが数多く参入しています。47都道府県のうち、山梨県が最もこたつの所有率が高く、一方北海道が最もこたつの所有率が低く、北海道では、近年オイルヒーター、パネルヒーターなどを利用することが増えています。こたつ布団の上には、四角い天板(こたつ板)を置くことが多くなっています。この板は食卓代わりに宿屋等で使われ始め、家庭に広まったとみられ、1960年頃から家庭でも一般化しました。以前は天板の裏がラシャ張りになっており麻雀卓として利用されていましたが、麻雀人口と正方形のこたつがともに減少したため、このような天板は稀になりました。