平成29年度~校長室

東日本大震災の記憶

 明日は思い出したくはありませんが、思い出さずにはいられない東日本大震災のあった日です。2011年(平成23年)3月11日(金曜日)14時46分18秒に、宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmを震源とする東北地方太平洋沖地震が発生しました。地震の規模はモーメントマグニチュード (Mw) 9.0で、発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震です。 この地震により、場所によっては波高10m以上、最大遡上高40mにも上る巨大な津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害が発生しました。また、巨大津波以外にも地震の揺れや液状化現象、地盤沈下、ダムの決壊などによって、北海道南岸から東北を経て東京湾を含む関東南部に至る広大な範囲で被害が発生し、各種インフラが寸断されました。一昨年9月10日時点で、震災による死者・行方不明者は18432人、建築物の全壊・半壊は合わせて402704棟が公式に確認されています。震災発生直後のピーク時においては避難者は40万人以上、停電世帯は800万戸以上、断水世帯は180万戸以上等の数値が報告されています。復興庁によると、2018年2月13日時点の避難者等の数は約73000人となっており、避難が長期化していることが特徴的です。日本政府は震災による直接的な被害額を16兆円から25兆円と試算しており、この額は被害が大きかった岩手・宮城・福島の3県の県内総生産の合計に匹敵します。世界銀行の推計では、自然災害による経済損失額としては史上1位としています。 高校生の皆さんは、この時小学生だったと思いますが、身の回りはいかがだったでしょう? 地震後、さまざまな問題・課題が起こり、現在も解決できないものも多々あります。1月17日の「阪神淡路大震災の記憶」の時にも記しましたが、災害は起こってほしくありませんが、いつ何が起こるのかわからないのも事実です。さまざまな場面に対応できるよう、ふだんから準備、対応の検討はしておきましょう!