校長日誌

フラワーアレンジメント特訓

 4号館の1階の一番奥のフラワーデザイン室では、毎日毎日熱い戦いが繰り広げられています。ここに集うのは、農業クラブ連盟フラワーアレンジメント競技会に参加予定の生徒たちとその指導の先生。

 競技会は農業クラブの各種の大会の最後に行われ、8月24日開催予定です。その日を目指して、彼女たちは、インターハイを目指す運動部の生徒のように、エアコンもない暑い部屋で、先生の指示に従って、日々技術の向上に向けて励んでいます。夏休みに入ってからも、競技会当日さながらに、ストップウォッチで計測しながら、ずっと練習しています。

 

 本校のフラワーアレンジメントの成績は見事で、昨年度まで8年連続、県内優勝し、全国大会に駒を進めています。昨年度は全国3位にあたる銅賞、一昨年度は、全国1位にあたる文部科学大臣賞を受賞するほどの強豪校です。

 

 実際の競技会は、「競技1」と「競技2」から構成されています。

 「競技1」は「スパイラルとリボン」、「競技2」は「ラウンドアレンジ」の作品を制作します。時間は、「競技1」が35分で、40分で打ち切り、「競技2」は30分で、35分で打ち切りとなっています。つまり、限られた時間の中で、与えられた課題を達成する、時間との勝負の戦いなのです。

 競技基準も、実は相当細かく決められています。

 一例をあげると、使用する花材の数量は、「カーネーションなどの大輪系は支給されたうち10本を使用する」とか、「小輪系は、スパイラルでは15輪以上、ラウンドアレンジでは15輪以上、ただし、つぼみの数は含まない」などと定められています。また、「葉物は支給された数量のうち、適切な数量を使用する。ただし、レザーリーフファンに関しては6枚使用し、花より2~3cm出すこと」となっています。

 こうした様々な細かい条件をクリアーしながら制限時間の中で美しさを競う競技です。神経をつかうと思いますが、頑張ってほしいと思います。これまでの努力が大きな花を咲かせてくれることを祈ります。