校長日誌

人間国宝 一龍斎貞水 立体怪談

 12月18日(金)、芸術鑑賞会を羽生市産業文化ホールで実施しました。

 今回は「学校寄席」を行いました。プログラムは以下のような流れです。

○講談    一龍斎貞橘(いちりゅうさい ていきつ)

○色物    鏡味味千代(かがみ みちよ)《太神楽曲芸》

○講談入門  一龍斎貞橘(いちりゅうさい ていきつ)

○立体怪談  一龍斎貞水(いちりゅうさい ていすい)

 一龍斎貞橘さんは、講談とは何か、落語との違いは何か、どう楽しむのか等、講談の楽しみ方について話してくれました。



 「講談」は史実に基づいた内容が中心であるが、「落語」は創作性が濃い内容である。「講談」では、小道具、張り扇で釈台を叩き、パパンという音を響かせて調子良く語っていく。この小道具を巧みに使った芸こそ「講談」ならではのものだというようなことを教えてくれました。


 鏡味味千代さんは、太神楽曲芸を行い、五階茶碗」や「傘の曲」の芸を見せてくれました。

階茶碗」とは、初めに台になる部分(台茶碗)を顎に立て、その上に板や茶碗、化粧房を積み上げていく芸です。また、「傘の曲」は、和傘の上で色々な物を廻す芸のことで、会場から大きな拍手が湧き起こりました。

 最後の一龍斎貞水さんの芸は圧巻でした。



 『江島屋怪談』を演じ、「怪談の貞水」とまで言われる当代随一の演技を惜しみなく見せてくれました。照明や音響を駆使した特殊演出効果により、比類なき舞台空間を創造し、磨き抜かれた至高の芸と、深みのある迫力の声柄で見ているわれわれを、たちまち捉え、魅了してしまいました。

 

 観客の皆さんは人間国宝の技に圧倒されました。

  

 終了後、出演者の方々のサイン入り色紙、扇子、本を頂きました。