イワダレソウ(岩垂草)が圃場に咲いていますので紹介します。
イワダレソウは、日本に自生している在来の植物で、現在は緑化(グランドカバープランツ)に適した多年生の植物として利用されることがあります。埼玉県庁の北側公園にも一面を覆う緑化として使われています。開花は4月から11月、花の色はピンまたは白、草丈が10cmと低く地面を広範囲にわたって覆い、繁殖力が強く他の植物よりも強健な性質があります。他の植物よりも強健なため一度広がると深く根付きます。外来植物の(セイタカアワダチソウ・ナガミヒナゲシ・ヒメイワダレソウ)は環境省の生態系被害防止外来種の植物に指定されています。
本校でも農業の実習を行う圃場の畔に咲いています。また、文部科学省から出版し高校生が使用している教科書「環境緑化材料」に「ヒメイワダレソウ」を雑草ではなく「緑化材料」として、私がはじめて紹介しました。