平成29年度~校長室

平成29年度~校長室

イチョウ

 イチョウの葉が黄色く染まる頃となりました。黄葉した葉イチョウ(銀杏、公孫樹、学名:Ginkgo biloba)は、裸子植物の一種。裸子植物門イチョウ綱の中で唯一の現存している種です。中国原産の落葉高木で、高さは20~30mm。葉は扇形で葉脈が付け根から先端まで伸びています。また、葉の中央部が浅く割れていて、針葉樹とされる場合もありますが、厳密には広葉樹にも針葉樹にも属しません。雌雄異株であるため、雄株と雌株があり、実は雌株にのみなります。雌雄の区別は葉の形でできるという俗説もありますが、植物学的には根拠がありません。花期は4~5月で、雌花、雄花とも葉が芽吹くと共に出てきます。実がなるには雄株の花粉による授粉が必要です。花粉は1km程度離れた雄株からでも飛散してくると言われています。長寿で、成長すると巨木になります。そのため、各地に巨木イチョウが残っており、その中には弘法大師空海が手植えしたとの言い伝えがある木も多くあります(イチョウの日本伝来の年代との矛盾もあります)。またイチョウは色づいた時の美しさから、街路樹(銀杏並木)として、植えられているところも多くあります。東京の明治神宮外苑や、大阪御堂筋の並木道は有名です。アヒルの足のような形の葉は、秋には黄色く黄葉し、落葉します。イチョウの実(正式には種子)は銀杏(ぎんなん、ぎんきょう)といい、殻を割って調理されます。種子は熱すると半透明の鮮やかな緑になり、彩りを兼ねて茶碗蒸しなどの具に使われたり、酒の肴としても人気があります。ただ、独特の苦味と若干の臭気があるため敬遠する者も多くいます。木自体のことも「銀杏」と書く(この場合は「イチョウ」と読み、「ぎんなん」は実を指します)。なお、ギンナンは日本全土で生産されていますが、特に愛知県中島郡祖父江町(現稲沢市)は生産量日本一です。ギンナン採取を目的としたイチョウの栽培もこの地に始まるとされますが、それは1900年前後のことと伝えられています。熟すと肉質化した外皮が異臭を放ちます。異臭の主成分は酪酸とヘプタン酸で、異臭によりニホンザル、ネズミ、タヌキなどの動物は食用を忌避します。一方で、中にはアライグマのように平気で食べるものもいます。

 

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天高く馬肥ゆる秋

 天高く今肥ゆる秋。聞いたことのある人が多いと思います。秋は空気も澄んでいて、空も高く感じられ、馬も肥えるような収穫の季節です。秋の季節の素晴らしさをいう句で、空は澄み渡って晴れ、馬が食欲を増し、肥えてたくましくなる秋。秋の好時節をいう言葉です。天を地球の回りにある空気の部分と仮定すると、暑い太陽光線を受けて空気が膨張する夏が最も高く、冬に低くなるので、秋は中ぐらいの高さと言えます。それなのに、秋の空が高いと言われるのは、夏の間の湿気の多い空気に変わって、大陸育ちの乾燥した空気が日本を覆い、視界が良くなるために空が高く見えるからです。「天高く馬肥ゆる秋」は、漢語で「秋高馬肥」といい、中国北西部の農民にとっては恐ろしい警告を意味することわざです。紀元前、中国の北方に匈奴(きょうど)と呼ばれる騎馬民族が遊牧生活を営んでいました。彼らの住む土地(モンゴル高原)では冬の寒さが厳しく、その期間は食料が全くとれませんでした。匈奴の人々は馬に春や夏、十分に草を食べさせ肥えさせ、秋になり(中国側で)農耕を営む人々が収穫の時期を迎えると、その収穫物を強奪するために(たくましく肥えた)馬を駆って一斉に南下しました。中国の王はそれを見抜き、「馬が肥ゆる秋には必ず事変が起きる、今年もその季節がやってきた」と、警戒の言葉として言ったことに由来します。つまり、「天高く馬肥ゆる秋」とは、「秋には北方騎馬民族の侵略を警戒せよ」という戒めの言葉であり、「秋には必ず異変が起きる」という意味の故事成語なのです。

 

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立冬(りっとう)

 立冬とは二十四節気の1つで、今年はあす11月8日が該当します。立冬は初めて冬の気配が現われてくる日になります。『暦便覧』では「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明しています。立冬の期間の初候には、ツバキが初めて開き、山茶花(さざんか)が咲き始めます。次候では地が初めて凍り始めます。末候には金盞香(きんせんか)や 水仙の花が咲きます。最近は温暖化が進み、“冬来たる”と言えど11月初めはまだまだ秋。しかし、日中の陽射しは幾分弱まり、日暮れが早くなって朝夕には空気の冷たさを感じ始める頃です。季節感がなくなって久しい現代人の暮らしですが、古来より大切にされてきた日本人の自然観はまだこんな言葉に残されているようです。

 

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紅葉狩り

 関東地方の平野部でも、少しずつ紅葉が進んでいるようです。学校の桜も赤くなり、葉を落とし始めています。紅葉を鑑賞する習慣は、奈良時代から始まったといわれ、「万葉集」にも登場しています。平安時代の頃には貴族の間で広まり、紅葉を愛でながら宴を開いていたようで、その様子は「源氏物語」にも描かれています。その後、江戸時代には庶民も楽しむようになり、季節の行事として定着していきました。紅葉を鑑賞するのに「紅葉狩り」というのはどうしてでしょう。「狩る」とは獣を捕まえるということですが、花や草木を探し求めるという意味もあるそうで、果物を採る場合にも使われます。「いちご狩り」や「ぶどう狩り」って言いますよね。採集するわけでもなく、紅葉を鑑賞するのに「紅葉狩り」というのは、狩猟を好まない貴族が自然を鑑賞するすることを狩りに例えたと言われていますが、定かではありません。春の桜は「花見」といい桜狩りとは言いません。やはり狩猟のシーズンの秋だから「狩り」という言葉を用いたのでしょうか。また、元々は紅葉を集めて楽しんでいたのが、眺めることに変わっていったという説もあります。

 

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秋のお祭り

 秋はお祭りシーズン。秋祭りには、浴衣を着て出かける夏の祭りとはひと味違う楽しみがあります。でもよく考えてみると、どうして秋に祭りをするのでしょう? 春や夏の祭りとの違いは何? そもそも「祭り」とは何でしょう? 「まつり」という言葉は「まつる(祀る)」の名詞形で、感謝、祈り、慰霊のために神、仏、祖先をまつる行為をいいます。「祭」という漢字は、切った肉の象形である「月」と、手の象形である「又」、祭壇の象形である「示」からできており、いけにえの肉を祭壇にまつる様子を表しています。つまり、本来「祭り」というのは祭祀なのです。日本にはたくさんの祭りがありますが、昔から続いている祭りは祭祀の性格を持っており、感謝・祈り・鎮魂など、日本人が生きていく上での思いが表れています。しかし、近年は祭祀の性格をもたないイベントや町おこしなどの要素が強い賑やかな行事も「祭り」と呼ぶようになりました。後者の意味はさまざまなので、前者(祭祀の性格をもつ昔ながらの祭り)をとりあげます。日本の祭りを語る上で欠かせないのが、農耕です。農耕を主としてきた日本では、春に種を撒き、夏に育て、秋に収穫をして、冬は籠る(こもる)という生活を繰り返してきました。こうした営みが祭りに反映されているので、春夏秋冬で祭りの性格が異なります。伝統的な日本の祭りは、大変奥が深いもの。それぞれの祭りの意味や由来を知ることで、楽しみ方も深まります。また、祭りには文化を伝承したり、地域社会で「横の絆」を結び、暮らしの基盤を整えたりする役割があるので、「行事育」の観点でも見逃せません。

 

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文化の日

 明後日は文化の日で、国民の祝日です。国民の祝日に関する法律(祝日法)では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としています。1946年に日本国憲法が公布された日であり、日本国憲法が平和と文化を重視しているということから、1948年公布・施行の祝日法で「文化の日」に定められました。この日、皇居では文化勲章の授与式が行われます。またこの日を中心に、文化庁主催の芸術祭が開催されます。戦前から文化の日の制定までは、明治天皇の誕生日であることから明治節(明治時代には天長節)という祝日になっていましたが、これとは関係なく定められたということになっています。またこの日は晴れの特異日となっていて、晴れになる確率が高いです。

 

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11月の風景

 11月になりました。さすがに「暑い!」という日はほぼなくなりましたが(笑)、紅葉の声はまだまだのところも多く、温暖化がすすんでいることを感じます。さて、日本では旧暦11月を霜月(しもつき)と呼び、現在では新暦11月の別名としても用いています。「霜月」は文字どおり霜が降る月の意味ですが、他に「食物月(おしものづき)」の略であるとする説や、「凋む月(しぼむつき)」「末つ月(すえつつき)」が訛ったものとする説もあります。英語での月名、Novemberは、「9番目の月」の意味で、ラテン語で「第9の」という意味の「novem」の語に由来しています。ところで、10月に出雲に送り出した氏神様や山に戻った田の神様はどうしているのでしょう? 11月の風習には、移動する神々をもてなす心意が見えます。11月は各地の神社で神楽を奏上することが多いため、別名「神楽月」と呼ばれています。田の神は春に山から降りて田を守り、冬に入ると再び山に登って山の神になりますが、柳田国男は『年中行事覚書』の中で「刈り入れ直後の祝いの日に、すでに田の神のお帰りを送った地方でも、なおもう一度この霜月の祭りの日を、何もしないでは過ごすことができなかった」としています。霜月神楽は出雲や山から帰ってきた氏神様をもてなすためのものなのでしょうか。出雲で大仕事を終え、新たな1年を迎える思いを表しているのかもしれません。秋真っ盛りと言えますが、冬の準備も始める時期になったのですね。寒くなってきたので、空気もひんやりと乾燥してきました。風邪や体調不良に注意してがんばりましょう!

 

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じゃがいも

 フランス語で「大地のりんご」と呼ばれるじゃがいも。ポテトサラダやじゃがバター、コロッケ、肉じゃが。フライドポテトなど馴染みのある食材の一つです。じゃがいもの旬は10~11月。貯蔵が効くので旬以外の時期でも年中出回っています。冬の間貯蔵された春先のものはホクホク感は薄れるが甘みが増すので、そちらのほうが美味しいとする人もいます。また、5~6月の初夏には冬に植えておいた新じゃがが出荷されます。貯蔵されているものと違い、みずみずしく皮が薄いので皮ごと食べられます。ジャガイモには多くの栄養素が含まれています。例えばビタミンC。何とりんごの5倍のビタミンCが含まれています。また、じゃがいものビタミンCはでんぷんに覆われているため、加熱しても壊れない点がメリットです。ビタミンCには強い抗酸化作用があり、アンチエイジング効果や美肌効果、ストレス対策などの効能があります。また、ビタミンCはストレスに対抗する作用を持つ副腎皮質ホルモンの合成を促す働きがあり、ストレス対策に効果が期待できます。ビタミンCは400mgで飽和状態になるため、こまめに摂取したい栄養の一つです。じゃがいもにはカリウムも豊富に含まれています。カリウムとはミネラルに分類される栄養で、細胞内外の浸透圧を調節する効能があります。こうした作用から、カリウムにはナトリウム(塩分)を排泄する働きがあり、高血圧の予防、むくみを解消する効果があります。また、カリウムには筋肉の収縮を正常に行う効能もあり、健康なカラダづくりに欠かせない栄養と言えます。一方、じゃがいもには食物繊維も含まれています。食物繊維とは、第6の栄養素と呼ばれる栄養成分で、腸の働きを刺激して腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にする効能があります。さらに、食物繊維にはコレステロールや血糖値の急激な上昇を抑える効果もあります。食物繊維は食べたもののかさを増やす働きがあり、少量でも満腹感を得られる作用があります。食べ過ぎ防止やダイエットに役立つ栄養ですね。
じゃがいもにはクロロゲン酸も多く含まれています。クロロゲン酸は特に、じゃがいもの皮に多く含まれています。クロロゲン酸とは、ポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用のある栄養成分です。じゃがいものほかに、コーヒーなどに多く含まれています。クロロゲン酸は、がん予防や老化防止の効能、糖尿病の予防にも効果が期待されます。抗酸化作用があることから、老化防止の効能も期待されています。クロロゲン酸はじゃがいもの皮に多く含まれているので、できれば皮も一緒に摂取したいところですね。皮つきの肉じゃがやコロッケなどがおすすめです。こうして見ると、じゃがいもはさまざまな栄養素を含むバランスのよい食材と言えそうです。

 

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もうすぐハロウィン

 町にハロウィンの色彩が目立つ時期になってきました。明日10月31日はハロウィンです。最近では日本でも知られるようになりましたが、ハロウィンはキリスト教の聖人の祝日「万聖節」(11月1日。すべての聖人と殉教者をまつる日。All Hallo)の前夜(All Hallo Eve)を略したものです。昔、イギリスに住んでいたケルト人の間では10月31日が大晦日にあたり、この夜は先祖の霊だけでなく悪霊までやってくると信じられていました。やがてキリスト教で悪霊を追い出す祭が始まりますが、その祭を子どもたちが怖がるので、ヨーロッパからアメリカに移住した人々が子どもたちも楽しめる行事にアレンジし、現在のようなイベントになりました。 アメリカでは、ハロウィンの夜、家々にジャック・オー・ランタン(かぼちゃのおばけのランプ)の灯りが灯る頃、子どもたちはゴーストや魔法使いなどのキャラクターの仮装をして近所を訪ねてまわります。仮装するのは、悪霊そのものをあらわしているとも、悪霊がその格好を見ておどろいて逃げるようにとも言われています。そして、子どもたちが「Trick or Treat !(トリック オア トリート)」(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)と声をかけて玄関をたたくと、その家の人が「Happy Halloween !(ハッピー ハロウィン)」 といってお菓子を渡し、霊を鎮めます。 日本では近所を練り歩くことはありませんが、おうちでみんなでハロウィン・パーティーを楽しむのがいいですね。仮装アイテムも売っていますが、身近な材料でお化けの格好をして、シーツに色紙で顔をつけてかぶったり、黒い布をマントにしたり。好きなマンガのキャラクターになりきっても楽しいかも・・・。また、「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!」と言って、この日ばかりは堂々とお菓子をもらっちゃいましょう! でも、食べ過ぎて腹痛を起こさないように。

 

 

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文化祭後片付け・閉会式・校歌練習

 今日は文化祭の後片付けで、各ホームルームや展示場所では生徒たちがゴミの分別にていねいに当たっています。11時20分から体育館で閉会式・表彰式をおこないました。生徒会長の挨拶の後、ポスターを作成してくれた2年5組の堀本さん、クラスと部活動の企画で羽実賞をとなった2年5組とブラスバンド部の表彰をおこないました。その後校長より好評を、文化祭実行委員長が閉会宣言をし、文化祭全日程を終了しました。その後、百周年に向けて校歌練習を本校教員OBの本多先生の指導の下おこないました。初めはなかなか声が出ませんでしたが、歌っているうちに徐々に声が大きくなってきました。11月16日の式典に向けて今後も数回校歌練習を組んでいます。
 2学期も半分終わりました。寒くなってきたので、風邪や体調不良に注意してがんばりましょう!

 

       後片付け               表彰

 

       閉会宣言              校歌練習

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