農場だより

農場便り24-6

6/13(水)、14(木)1年生が田植え実習に取り組みました。
 農業を学ぶ1年生は、園芸科(40名)と農業経済科(40名)のミックスで3クラスです。「農業科学基礎」という科目で田植えをしています。初めて田植えをする生徒が毎年30%ほどいます。日本人として、貴重な体験です。作業だけではなく、稲作文化にも注目したいものです。
 
 稲作農耕民の間には山の神が春の稲作開始時期になると家や里へ下って田の神となり、田仕事にたずさわる農民の作業を見守り、稲作の順調な推移を助けて豊作をもたらすとする信仰があります。
 田植の開始時に田の神を迎える祭りをサオリといい、家の床の間などを祭壇とし、苗代から苗を3把もってきて供える形態をとることが多いようです(引用:ウィキペディアより)。サとは、神様のことです。サオリ=神が下りる。
 
 
 ☆中学生の皆さん問題です・・田植えの終わりに田の神を送る祭りを、何というでしょうか?
 
 
 前回の問題の答え・・「長野県」でした。
 


農場便り24-5

5/18(金)農業クラブ<意見発表校内大会>が行われました。
 <意見発表校内大会>は、県大会、関東大会、全国大会につながる大事な一歩です。農業の授業の中で生徒全員が、3つの区分の中で書いています。
 3つの区分とは、①食料・生産、②環境、③文化・生活です。身近な問題や将来の問題についての抱負や意見を7分という持ち時間の中で発表します。この日は、各クラス2名選出された生徒が自分の意見を発表しました。
 このような練習の積み重ねが、主体的に問題を解決する能力と態度を養うことにつながります。
 
☆中学生の皆さん問題です・・今年度の農業クラブの全国大会は、どこで(何県)開かれるでしょうか?
 
前回の問題の答え → 「カボチャ」でした。
 
 

農場便り24-4

 5/17(木)夏野菜を植え付けました。
 3月に種子をまいて育ててきた野菜やハーブの苗を、農業経済科2年生の科目「栽培技術」でキッチンガーデンに植え付けました。
 この日に植え付けた苗は、キュウリ、トマト、トウガラシ、パプリカピーマン、バジル、カボチャなどです。
 トウガラシについては、青いうちに収穫し、青いゆずと一緒に「ゆずコショウ」作りに挑戦しようと考えています。
 
 ☆中学生の皆さん問題です・・写真の苗は、何の苗でしょうか?羽生実業高校あてにメールで回答して下さい。回答状況を見て、何か景品を考えたいと思います。
 
 答えは、次回に表示します。
 
 前回の問題の答え → 「6次産業化」でした。
 

農場便り24-3

4/28(土)恒例の園芸即売会が行われました。

 前日までの雨があがり、9時のオープン前には約500人のお客様が列をなしてくれました。
 野菜苗や草花苗は、2月中旬に種まきしました。苗ものは、順調に成長しました。
 即売会は、苗ものにとっても準備した生徒たちにとっても「晴れの場」になりました。お客様の顔を見て販売する”対面販売”は、物を売るだけでなく、いろいろな情報を交換する場でもあります。お陰様で、準備した苗ものは、ほぼ完売いたしました。ありがとうございました。
 
 
 
☆中学生の皆さん問題です・・1次産業の農林水産業で生産した物を、自らが「加工」、「販売」することを「○○産業化」といいます。羽実の農業も○○産業化のビジネスモデルを模索しています。
 答えは次回に表示します。
前回の問題の答え →「他家受粉」でした。

農場便り24-2

 4/16(月)梨の「摘蕾」をしました。
 今年の冬は、寒さが厳しく梨の開花も1週間ほど遅れています。今日梨の品種『豊水』の蕾(つぼみ)を摘みました(この作業を「摘蕾(てきらい)」と言います)。
 開花直前の蕾を採り、採葯機にかけて花粉の入っている葯を取り出します。この機械にかけた物をさらにフルイにかけゴミを取り除きます。
 この後、ピンク色の葯を25~28℃に設定した開葯機に入れ、10~15時間で葯が開いて花粉が採れます。
 梨の花が咲き始めたら、準備しておいた花粉を使って一気に授粉作業をします。ただし、豊水の花粉は、他の品種(幸水や菊水など)の花に受粉します。梨は、自分の花粉で実をつけることができないので、他の品種の花粉をつけます。
 
 ☆中学生の皆さん ・・このような性質を<○○受粉>と言います。調べてみてください。答えは、次回「農場便り24-3」に出します。


農場便り24-1

 4/12(木)1年生に農業クラブオリエンテーションが開かれました。
  日本学校農業クラブについて、上級生の本部役員が1年生の園芸科、農業経済科の生徒に説明しました。
 これに先立ち奈良原校長先生から激励の言葉がありました。説明資料に、真剣に目を通す1年生です。
 
 ☆中学生の皆さん ・・詳しくは、「日本学校農業クラブ」で検索してください。
 

農場便り-18

2/18(土)農業カルチャー講座「プルプルこんにゃく作り」が行われました。
 受講者は、小学生5名+保護者。こんにゃくイモの皮むきから始めました。こんにゃくのアクで手があれないようにゴム手袋をしています。
 刻んだイモは、ミキサーにかけ、鍋で煮ます(下の写真)。その後、凝固剤を入れ、固まり始めたら成形の枠に流します。固まったら、成形の枠から切り出し、鍋に戻します。熱を加え、アクが抜けたら出来上がり。
 
 参加者の感想:「スーパーのこんにゃくより美味しい」、「イモがこんにゃくになるなんて、不思議です」
 
 

2/19(日)農業カルチャー講座「シアバターで作るメディカルクリーム」が行われました。
 受講者は、一般20名。その半数以上の方々は、昨年も参加したリピーターでした。ありがとうございます。
 シア(Shea)は、西アフリカのサバンナ地帯に自生する樹木です。その木の実から採油されたものが、シアバターです。産地のガーナでは、食用、薬用、化粧用として伝統的に使われてきました。外用では、紫外線や乾燥から肌を守り、傷や火傷の治療、筋肉痛やリウマチ、ヘアケア、白髪・脱毛の予防等なくてはならない万能薬です。
 
 そのシアバターにローズウォーターやエッセンシャルオイル等を混ぜて、角の立つ上質なクリームに仕上げました。
 
 参加者の感想:「来年も参加しまーす。」、「こんな高級なクリームが、自分で作れるなんて幸せです。」
 

農場便り-17

 2/14(火)埼玉県の「みどりの再生に取り組む県立高校パワーアップ事業」で『環境と植物保護』についてスペシャリストから学びました。

 農業経済科2年生環境コースの生徒たちが、「環境科学」の授業で『環境と植物保護』について、南九州大学環境園芸学科の山口健一教授より2時間講義を受けました。
 《持続可能な循環型農業をすることが、環境保全につながり、農薬の使用量を減らし、農薬の代わりに生態系の営みをうまく利用することが、環境と植物の保護に重要である》という趣旨でした。

生徒の感想:「臭化メチルという土壌消毒薬が、日本でも大量に使われていました。一方で、その農薬がオゾン層を破壊しているという研究が、日本では遅れていたために、ヨーロッパ諸国に比べて使用を禁止するのも遅れたそうです。今日は、私たちも環境問題を考える心が深まりました。」
 

農場便り-16

 農業経済科の3年生が「総合実習」と「課題研究」の科目で、1年間取り組んできた内容と成果を2年生に発表しました。この取り組みは、今年で3年目になります。
 2年生は、この発表を聞いて来年度の学習内容をイメージします。同時に、「課題研究」では、4グループ(作品製作、資格取得、調査研究、生物活用)の希望調査を兼ね、新年度にスムースな滑り出しができるようにしています。
 
 生徒の感想:「先輩たちの取り組みがよくわかりました。」「進路実現に役立てたいです。」

農場便り-15

 園芸科1年生の授業「総合実習」で、「粗皮削り」が始まりました。梨の木の表皮で越冬するカイガラムシやダニ、病原菌を駆除するために表皮を削り落とす作業です。
 ただし、地上から1.5mほどの太い幹の表皮を地ぎわから削ります。下の写真は、使用する道具です。
 
 

 生徒の感想:「ひび割れた表皮の間に白い粉状のカイガラムシが見えます。この虫が幹から栄養を吸い出しているかと思うと、作業に力が入りました。」「粗削りの表皮をはぐと、きれいになってさっぱりした気分です。」