農場だより

農場便り-15

 園芸科1年生の授業「総合実習」で、「粗皮削り」が始まりました。梨の木の表皮で越冬するカイガラムシやダニ、病原菌を駆除するために表皮を削り落とす作業です。
 ただし、地上から1.5mほどの太い幹の表皮を地ぎわから削ります。下の写真は、使用する道具です。
 
 

 生徒の感想:「ひび割れた表皮の間に白い粉状のカイガラムシが見えます。この虫が幹から栄養を吸い出しているかと思うと、作業に力が入りました。」「粗削りの表皮をはぐと、きれいになってさっぱりした気分です。」

農場便り-14

11/21(月)ヤマメがふ化をはじめました。
 農業経済科2年生(環境コース)の授業「飼育技術」でヤマメの卵がふ化しはじめました。
 『水生生物の飼育』という単元で、淡水魚の飼育を行っています。その材料としてヤマメのふ化から飼育がスタートします。
 ふ化したばっかりの稚魚は、まだお腹に卵のうを抱えています。そして、身を守るために集団で生活します。金網の上にいますが、自然界では、金網の下の砂利の間に身を隠します。
  
 生徒の感想:「肉眼で、心臓が動いているのが見えた。」「この後も順調に育ってほしい。」
 
11/24(木)1年生の授業「農業科学基礎」でハクサイの調査をしました。
 9/15に定植したハクサイが、収穫時期を迎えています。この日の授業では、4班に分かれてハクサイの葉を1枚ずつていねいに取り除き、葉数、縦、幅を計測しました。
 葉数が一番多かったのは、3.4㎏のハクサイで91枚(下の写真)まで取ることが出来ました。
 ハクサイやキャベツが結球するのは、複数の外葉が陰を作ることで、内側の葉に“結球”のスイッチが入ります。
  
 生徒の感想:「葉数が何枚あるかは、想像がつきませんでした。ぼくらの班は、85枚でした。」

農場便り-13

11/18(金)羽実屋で“いが饅頭”を販売しました。
 
 農業経済科の3年生6人(「課題研究、生物活用班」)が、本校で栽培したもち米を使って市内の和菓子店の指導で「いが饅頭」を作りました。
 市民プラザのスクールショップ「羽実屋」で販売しました。初めての体験学習で製造から販売までを学び、用意した150個は完売しました。
  
 生徒の感想:「完売してうれしい。和菓子作りも大変勉強になりました。」「私たちも1年生のとき、もち米を栽培しました。今年のもち米が、いが饅頭になって販売できるのはうれしい。」
注:「いが饅頭」は、羽生、加須、川里地域に古くから伝わる郷土の味。赤飯の中に饅頭を入れた姿が、栗のイガに似ていることに由来します。
 
 
11/20(日)第22回羽生市農業まつりに参加しました。
 
 羽生市農業まつりでは、農産物品評会や各生産団体による展示即売会等が行われました。羽実(農業経済科)も1団体として参加しました。前日の雨があがったものの雲の残る天気で始まりました。
 「羽実のジャムです」と掛け声を出すと、お客様がテントに寄って来てくれました。
 生徒の感想:「声を出して販売するのは、文化祭に続いて2回目ですが、文化祭のようには売れないですね。おばさま方に売るのは、ハードルが高い。」 「私も、羽実の卒業生なんだよ、といってジャムを買ってくれた人もいました。何となくうれしかったです。」

農場便り-12

10/29(土)羽実祭で農産物等の即売会が行われました。

 午前10時の一般公開と同時に農産物等の即売会もオープンしました。
 この日に照準を合わせて作付けし、準備してきました。天候にも恵まれ、生徒は販売実習に声を出し、お客様は、その声に誘われ、なごやかなうちに即売会が終了しました。
 授業で栽培、加工した商品を、お客様に説明して販売する「対面販売」は、生徒に自信と喜びを、お客様には、安全・安心な農産物等と学校の生き生きとした様子を持ち帰って頂いたように思います。
  
 
 
 
 
11/5(土)、6(日)第21回埼玉県産業教育フェアが行われました。
 
 11/6(日)午前 大宮駅コンコースにおいて本校が農産物等を販売しました。10時前にオープンし、一時間半で好評のうちに終了しました。
 
 生徒の感想:目の前をたくさんの人が通り過ぎていくけれど、どの人がお客様になってくれるのか分かりませんでした。「羽実の農産物です」と声を出しているうちに、目の前にお客様が現れました。緊張しました。
 
 同日午後 会場のソニックシティ地下1階展示場で、「体験コーナー」を本校が担当しました。行田にある園芸専門学校さんとのコラボです。植物の種子を使った万華鏡とポプリづくりを来場の方々に体験してもらいました。
 
 生徒の感想:園芸専門学校さんで事前研修した成果が出たと思います。小さな子供さんにも教えることができました。
 



農場便り-11

10/9(日)農業カルチャー講座(小中学生対象)「うどん作り」が開かれました。

 参加者数:6人

 講座担当の先生が、前日生地をこね、寝かせて(熟成)おきました。その生地を使って、麺棒で伸ばし、包丁で切り分けました。麺をゆでてその場で試食です。釜ゆでうどんの出来上がり。

 参加者の感想:「自分で作ったうどんを食べるのは、初めてです。美味しいです。」
 
 注:参加した中学生は、10/1(土)第2回体験入学にも参加しています。
 
  
 
 
10/11(火)1年生が稲刈りをしました。
 
 火曜日は、1年生3クラスに「農業科学基礎」がある日です。晴天に恵まれ、朝から稲刈り実習を行いました。
 6/14(火)に田植えしてから4ヶ月。夏休みには、「田こすり」という器具を使って草を取りました。生育調査もしました。
 品種は、「満月」という“もち米”です。収穫したもち米の一部は、市民プラザのアンテナショップ「羽実屋」で一般市民の方にも販売します。
 また、このもち米を使って農業経済科2年生の“スペシャリストに学ぶ”の授業は、和菓子店 まつのや の社長さんをお呼びして「いが饅頭」も作る予定です。

  生徒の感想:「初めて稲刈りしました。ちくちくしたけれど、楽しかった。」

 注:初めて田植えをする生徒が、毎年30%ほどいます。稲作文化を伝える貴重な体験です。

   

農場便り-10

 9/9(金)農業経済科2年生の科目「栽培技術」で秋作の種まきをしました。
 
 この日に種をまいたのは、ホウレンソウ(写真)、カブ、ダイコンです。ホウレンソウは、酸性土壌では発芽がわるいので、石灰(カルシュウム=アルカリ性、白色の粉末)を施してからの種まきです。
 今は、発芽して成長しています。
 
 
 

 9/15(木)1年生の科目「農業科学基礎」で秋作野菜の植え付けをしました。
 
 農場では、夏休み(8月)の間に各種野菜や草花の種をまき、2学期の授業で畑に植えられるように苗を準備しています。収穫は、10月末から始まります。
 写真は、ハクサイを定植している様子です。

  生徒の感想:「株間を決めて植え付けることを知りました。収穫が楽しみです。」
 
  

農場便り-9

 9/10(土)農業カルチャー講座「羽生市の伝統工芸 藍染め体験(小中学生対象)」が開かれました。

 参加者:5名

  田山花袋の名作『田舎教師』の冒頭に「四里の道は長かった。その間に青縞(あおじま)の市(いち)のたつ羽生(はにゅう)の町があった。田圃(たん               ぼ)にはげんげが咲き、豪家(ごうか)の垣からは八重桜が散りこぼれた。」とあります。
 注:青縞(あおじま)は、藍染めされた糸で織り上げられた無地の木綿地を指して言います。
 
  参加者の感想:「藍で染めたハンカチができました。嬉しいです。」
  
 
 
 
 9/17(土)農業カルチャー講座「濃厚手作りジャム4種」が開かれました。
 
 参加者数:24人
 
 ジャム4種・・ブルーベリー、ルバーブ、イチジク、アロニアの材料は、すべて本校で栽培し、収穫したものです。(アロニア・・北米原産のブル-べりーに似ている果実。眼に良いとされるアントシアニンが、ブルーベリーの2倍含まれているといわれています。
 
 参加者の感想:「羽実の生徒さんが作った材料でジャムが作れるのは、幸せです。」、「いっぺんに4種類のジャムが作れるのは、嬉しいです。」
 
  

農場便り-8

8/10(水)農業カルチャー講座 一般対象「ハーブで作る化粧水2種」が行われました。
講座の内容は、
① ローズヒップ化粧水・・ビタミンCが多く含まれているといわれているローズヒップ(ブルガリア産ダマスクローズの実)を煮出して、きめ細やかな肌を作る化粧水を作りました。吹き出物やニキビに効果があるといわれています。
② エルダーフラワー化粧水・・エルダーというハーブの樹木に、6月白いアジサイに似た花が咲きます。この花を収穫、乾燥保存しておきました。この花には、シミ、ソバカスのもとになるメラニンの生成を抑制する働きがあるといわれています。
参加者数:21人
参加者の感想:「ハーブで化粧水を2種類も作って、明日からが楽しみだわ」
 
 8/18(木)、19(金)関東地区学校農業クラブ連盟大会(埼玉大会)が、深谷市民文化会館で行われました。
内容は、プロジェクトは発表3区分(①食料・生産、②環境、③文化・生活)と意見発表3区分(プロジェクトに同じ)。
 本校からは、県大会を勝ち抜いた農業経済科、環境コースの生徒14名が、プロジェクトの②環境の区分で『ムジナモの自生地宝蔵寺沼~ムジナモの自然回復を目指して~』を発表しました。
 結果は、惜しくも最優秀賞をのがしました。
生徒の感想:「今までにないくらいとても緊張しました。各県の代表校の発表は、どれもすばらしかった。今回の経験を今後に生かしていきたいと思います。」


 

農場便り-7

6/18(土)、19(日)3年生が「小型車両系建設機械特別教育講習会」に参加しました。
受験者数:17人
合格者数:17人
機体重量3トン未満のパワーショベル、ホイルローダーの運転作業をするための資格です。
 生徒の感想:「思ったよりもレバー操作が難しかったが、慣れてくると楽しく操作できました。」
 
 8/6(土)農業カルチャー講座 小中学生対象「ブルーベリーの収穫体験」が行われました。
参加者数:18人
 参加者の感想:「ブルーベリーのことが詳しく分かりました。収穫体験は、おもしろく楽しかった。満足しました。」
 

 

 

 

農場便り-6

 6/24(金)園芸科3年生の「総合実習-羽実屋」の授業で農産物の販売を行いました。
 1、2限の授業で収穫したジャガイモ、キュウリ、ナスなどを3年生の当番の生徒が販売実習を行いました。
 アンテナショップ ”羽実屋”は、今年度6年目を迎えます。

 生徒の感想:「3回以上来てくれたお客様が多かった。本庄市から来てくれたお客様もいました。」
 
 
 6/24(金)園芸科3年生の「総合実習-野菜班」の授業で、(株)埼玉県原種育成会の中村様からキュウリ栽培のご指導を受けました。 
 今年度、埼玉県教育委員会から「実践的職業教育推進プロジェクト」の指定を受けました。その一環として専門家の指導を受けているところです。
   
 生徒の感想:「キュウリの品種や整枝の方法などについて教わったので、今から秋作のキュウリが楽しみです。」


 

農場便り-5

 6/24(金)農業経済科3年生の「課題研究-生物活用班」の授業でエルダーフラワー化粧水を作りました。
 エルダーは、スイカズラ科ニワトコ属の植物で便秘・皮膚炎・風邪・インフルエンザなどへの効能が期待されているハーブです。その花を使って、化粧水を作りました。

エルダーフラワーには、メラニンの生成を活性化する酵素の働きを抑える効果があるといわれています。

生徒の感想:「シミ、ソバカス用だと聞きました。母にプレゼントします。」


農場便り-4

6/22(水)1年生の「総合実習」の授業でルバーブの収穫をしました。
 ルバーブは、タデ科のハーブです。原産地はシベリア。寒さには強いのですが、この辺の夏を乗り越えるのは難しい作物です。軽井沢や黒姫高原で栽培され、観光地ではジャムとして販売されています。


少しでも涼しくするために、収穫後遮光ネットをかけました。
ルバーブは、漢方のダイオウの園芸種でお腹の調子を整える働きがあるといわれています。
 
 収穫したルバーブは、水洗いし1㎝位に切って冷凍保存します。あとの授業で、白ワインを入れて美味しいジャムを作ります。
 生徒の感想:「葉には『蓚酸』という毒がある(ホウレン草やブロッコリーにも含まれています)ことを知りました。その葉を食べる虫がいることから『タデ食う虫も好きずき』という言葉が派生した、と教わりました。勉強になります。
 補足説明:蓚酸を分解するために熱を加えて食べます。

農場便り-3

6/17(金)農業経済科3年生の「食品製造」の授業でバターロールを作りました。
 パンに照りが出るように卵黄を塗っているところです。

 生徒の感想:「何度かパンを焼いていますので、上手に出来ました。別の授業で作ったジャム3種類を載せて試食しました。美味しかったです。」
 
 
6/24(金)農業経済科2年生の「栽培技術」の授業でニンニクの袋詰めをしました。
 昨年10月にニンニクの球根を畑に植え付け、今月上旬に収穫。少し乾燥させたニンニクを計量して、袋に詰めました。
 青森県産ニンニクは、スーパーで1球¥398で販売されていますが、本校では、格安で販売しています。

 生徒の感想:「ニンニクは、ガンの予防効果の高い食品第1位だと聞きました。ニンニクを食べて『ガンバロー日本』」

農場便り-2

 6/15(水)プロジェクト発表・意見発表埼玉県大会が開かれました。
  日本学校農業クラブの活動の柱として、課題解決型のプロジェクト発表と自らの意見を述べる意見発表があります。
 本校の農業経済科3年生(環境コース)が「ムジナモの自然回復を目指して」の取組を発表し、埼玉県大会(深谷市)で環境部門で最優秀をいただきました。8月に行われる関東大会へ出場します。

 羽生市には、食虫植物ムジナモの自生地宝蔵寺沼が天然記念物に指定されています。
 
 
 また、食料・生産の部門では「プロジェクトH-羽実屋の奇跡」が優秀賞に輝きました。本校では生産した農産物を市民プラザで販売している活動をまとめたものです。そして、意見発表でも食料・生産と環境の部門で優秀賞に輝きました。みんな頑張っています。
 
 生徒の感想:プロジェクト発表で最優秀賞をもらった事を、これからの進路実現に生かしたいです。
 

農場便り-1

 新企画『農場便り』は、中学生や農業に興味関心を持つ消費者を対象に、本校の農業教育をわかりやすくお伝えするページです。
  私たちは、”いのち”を育てています。そして、たくさんの事を学んでいます。ときには、風のうた、虫のおしゃべりにも耳を傾けます。旬な情報をお伝えします。
 
6/14(火)「田植え」をしました。
 農業を学ぶ1年生は、園芸科(40名)と農業経済科(40名)のミックスで3クラスです。
 「農業科学基礎」という科目で、田植えをしました。初めて田植えをする生徒が毎年30%ほどいます。日本人として、とても貴重な体験です。品種は、「満月」というもち米です。
 
 生徒の感想:最初は、ぬるぬるしていて気持ちわるかったけれど、すぐに慣れて、楽しく田植えができました。成長するのが、楽しみです。
 
 
6/14(火)「梨の袋かけ」をしました。
 園芸科3年生果樹専攻生が、ピンポン球ほどの実に袋をかぶせました。目的は、①病気や害虫から梨の実を守るため、②外観をきれいにするためです。
  生徒の感想:これで一安心です。


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農場だよりという新カテゴリを始めます。
 
農業の生徒の活動風景や、活躍した記事を載せる予定です。
 
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