野球部 活動報告
第106回全国高等学校野球選手権埼玉大会の抽選会の開催
6月18日(火)第106回全国高等学校野球選手権埼玉大会の抽選会が大宮ソニックシティで行われました。本校から農業経済科2年の野口雅翔さんが参加しました。
各種表彰、大会要項説明の後にいよいよ抽選会となり、羽生第一高校の主将が引いた番号は、119番で驚きの開幕ゲームとなりました。開会式直後の大宮県営球場ということもあり、非常に良い環境で野球ができることに感謝しつつ、全力で戦います。
7月11日(木)
開幕ゲーム 4校連合(羽生実業・羽生第一・児玉・深谷) VS 所沢商業
大宮県営球場(テレ玉放送あり) 試合開始予定13:30
応援よろしくお願いします。
【対戦表】
第106回全国高等学校野球選手権埼玉大会トーナメント表.pdf
第105回全国高等学校野球選手権記念埼玉大会1回戦
7月8日(土)に第105回全国高等学校野球選手権記念埼玉大会が開幕し、本校は羽生第一・幸手桜・妻沼の4校連合として7月9日(日)UDトラックス上尾スタジアムで行われた試合に出場しました。
対戦相手は川越高等学校 5回コールド0-11で敗退しました。非常に蒸し暑い中でしたが保護者・OBOG・ブラスバンド部・教職員など非常に多くの方に応援に来ていただきました。ご声援、誠にありがとうございました。
連合チームの主将として3年髙野雷輝(園芸科)がチームをまとめ、ヒットを放つこともできました。先輩が引退した後昨年7月から今年3月まで1人で活動するという厳しい状況でしたが最後までやりきりました。
平日の過ごし方~攻撃篇②~
昨年他校の野球指導者と話す機会があり、一番辛い(肉体的・精神的に)練習は何かという話題になりました。もちろん走り込みやトレーニングも辛いですが、原点となる辛い練習は素振りだとその先生は話されていました。それも、1本1本真剣に振る素振り程大変なことはないということでした。
「6秒に1本全力で振る。10分で体が温まり、20分であぶら汗、30分でフラフラになる」
本校の部員に早速取り入れてみました。
ねらいは「スイングスピードをとにかく上げられるようにする」とし、フォーム意識よりもいかに力強くスイングができるかに主眼を置くように伝えました。
まずは10分からスタート。
普段のスイング量よりも格段に少ない計100スイングでしたが、選手からは「かなりキツイ」という反応が返ってきました。
それ以降、6秒スイングをフリーバッティングの待ち時間等に取り入れた結果、2年の選手は苦手だったコースにも強く振れるようになりました。
細かいフォームを気にすることも大切ですが、こういった割り切った思い切りのいいスイングを取り入れることもたまには必要なんだなということを実感しています。
たかが6秒、されど6秒。力を込めたスイング1本1本に覚悟を決められるか、その覚悟が試合でのヒット1本につながるかどうかは自分次第です。頑張れ羽実球児!
平日の過ごし方~守備篇②~
選手は現在今年度最後の定期考査に向けて、毎日勉強会に勤しんでおります。
さて、平日の過ごし方を打撃篇・守備篇に分けて一度ずつお伝えしましたが、このHPを見たよと言ってくれた方が複数いたので、新たに公開していきたいと思います。とはいえ、人数の少ない中での練習という非常にマニアックな内容の為、万人受けするような内容ではないのであしからず…(笑)
今回は守備篇②ということで、内野アメリカンノックを紹介したいと思います。
通常アメリカンノックは外野で行うことが多いですが、本校では内野でもアメリカンノックを行います。
①~③のルートをダッシュで駆け、ノッカーは②と③の順にゴロを打ちます。選手は2本捕ったら1ポイント、1本ミスしたらノーカウント、2本ミスしたら1ポイント減のサバイバルノックとなります。更にノッカーも遊び心を持てるように、ベースにボールを当てたら選手のポイントを1減…!そのかわりノッカーの打ち損じは1ポイント選手にあげています(笑)
練習のねらいは脚力強化と球際力の向上、メンタル強化、そして守備のタイムをとるタイミングを考えられるようにすること(これについては後述)です。選手2~3人で合計30ポイント集めるように練習に取り組んでいます。
ミスも含めるとかなり多くの量を受けることになります。当然、後半のミスは選手の雰囲気を重くさせます。そこで休憩を兼ね、内野アメリカン時に「守備のタイム」を3回設けています。通常のゲームと同様、どのタイミングで取っても構わないと選手には伝えています。
すると選手間でどのタイミングでタイムを取ったらいいか考えるようになり、例えば後半エラーが続いた場面で取ったり、20ポイント獲得時に気を引き締めるためにタイムを取ったり、工夫を凝らすことができるようになりました。
単にノックを受けるだけでは得られないような効果が内野アメリカンから感じられました。ボールを必死に追うので、通常のダッシュよりも効果的かもしれません(笑)
人数が少なくても、楽しく実になるような練習を日々考えておりますので、これから願書を提出する中3生の皆さん、是非羽実へ!希望すれば新入生から即レギュラーです。自信がなくても、実績がなくても基礎から教えます。待ってますよ!!
平日の過ごし方~守備篇~
今回は守備練習について書きたいと思います。
一般的に守備練習というと、その練習内容は多岐にわたります。ノック、投内連係、ケースノック…長い時間をかけて他校は行います。
しかし、本校は前回の通り人数が2年生1名、1年生2名の計3人しかいないため、他校で行われるような一般的な守備練習はできません。その代わりに、全員が全ポジションを守れるように練習をしています。
内野練習の一例を紹介します。
①特守(背後にネットを用意し、できるだけ多くのノックを受ける)
②③二遊間ゲッツー練習
④ファースト捕球、ゲッツー練習(①や②③からくる送球を受ける)
このような内容をローテーションして実施すれば、内野全ポジション経験することができます。
他にも、本校では全員にピッチング練習に取り組んでもらいます。今まで投手や捕手の経験がなかったとしても、ピッチング練習をし、バッテリーとして練習試合に取り組みます。実際に、高校に入って本格的に投手を経験した部員が今秋から練習試合で登板機会を得て、実践を積んでいます。
今季最終戦だった羽生第一高校戦では、3-3の引き分けになりましたが、A投手の好投が好ゲームをけん引しました。それ以外にも、投手の座を狙う他の部員が、虎視眈々と自主練習に励むようになりました。
練習試合近況
【練習試合結果】
09/16 vs蕨 7-8● 鷹の台・橘・妻沼高校と連合(鷹G)
vs春日部東 2-6● 鷹の台・橘・妻沼高校と連合(鷹G)
10/01 vs鶴ヶ島清風 3-5● 鷹の台・橘・鳩山高校と連合(鷹G)
vs小川 4-2● 鷹の台・橘・鳩山高校と連合(鷹G)
10/08 vs桶川西 2-5● 鷹の台・橘・鳩山高校と連合(桶西G)
10/09 vs久喜北陽 2-18● 栗橋北彩高校と連合(館林商工G)
vs館林商工 7-1● 栗橋北彩と連合(館林商工G)
10/22 vs日大櫻丘 雨天中止
中間考査や体育祭等の影響で練習試合を多くは組めませんでしたが、以前に比べ接戦に持ち込めるようになってきました。その理由は、選手の打力の底上げにあると思います。特に、今まで試合でヒットを打つことができなかった選手が試合でヒットを打てるようになってきたのは、とてもチームにとって明るい話題となりました。
その中でも、高校から野球を始めてやったという者が着実に上手になってきています。怪我に泣かされていた選手ですが、先日の練習試合で内野安打を放ちました。会心の当たりではなかったものの、必死に走ってもぎ取った安打に、本人も満足げに「(一塁到達に)間に合った!よかった!」とベース上で喜んでいました。怪我に苦しみ、経験者に差をつけられる中、焦ることなく着実にバットを振り続けた結果だと思います。会心の当たりでない内野安打かもしれませんが、価値のある一本であったと思います。
中学生の皆さん、羽生実業高校野球部は野球経験の有無を問わず選手を募集しております。経験者はもちろん初心者でも、試合で活躍できるように指導します!実際に10月の練習試合では初心者から始めた選手が活躍しています。中学では補欠、プレーに自信がなくても大丈夫です!共にグラウンドで歯を食いしばりながら汗をかき、最高の3年間が過ごせます。
もちろん在校生も大歓迎です。
共に戦おう!
救命講習受講
中間考査も終わり、本日より部活動再開となりました。
さて、部活動と併せ、本日は消防署員による救命講習が格技場で行われました。
野球部の部員7名(マネージャーも参加)とその他運動部活動の生徒を中心に、実技を踏まえて講習を行うことができました。
消防署員の方の話では、毎年救命法が見直されていて、より容易に取り組みやすくなってきているということでした。どうしても何かあった際、二の足を踏んでしまいがちですが、覚えることが精選されていて、とても理解しやすい内容でした。受講の様子を掲載させていただきます。(消防署員の中には、羽生第一高校野球部OBのかたもいらっしゃいました。)
今日学んだ知識が生かされないことが一番ですが、万が一の状況になっても、落ち着いて対処したいものです。
今シーズンも練習試合数試合、5校リーグ戦を残すばかりとなりました。
人数は相変わらず少ないですが、元気にはつらつと戦います!
秋季大会結果
9/8 vs羽生第一 13-0 5c
4校連合で練習をし始めてから2か月弱。2回目の公式戦を迎えました。相手は奇しくも羽生実業が今夏敗戦した羽生第一高校、負けられない戦いとなったわけですが、結果は御覧の通り、13-0で敗戦してしまいました。
いつも以上に気合の入ったアップを見て、今日は勝ちたいんだという気持ちがヒシヒシと伝わってきましたが、逆にそれが緊張の種になってしまったのかもしれません。試合前のノックから動きが硬く、試合に入ってもいつもならとれているであろうアウトが取れないというような状況でした。全く見せ場がなかったわけではありません。4回には交代して出場したエースを連続ヒットで攻め、満塁までチャンスを作りましたが、後続が続かず、得点することができませんでした。
一言、悔しいです。
試合後のミーティングでも話をしたのですが、連合チームを組んでからの彼らの個人のパフォーマンスは確実に向上しています。今シーズンの公式戦は終了となりましたが、10月、11月は5校リーグ(羽生第一、不動岡、進修館、鴻巣、羽生実業)があります。実戦で練習通りのパフォーマンスが発揮できるように、普段の練習から意識を変え、取り組んでいきたいと思います。
長い冬の練習、どれだけ追い込んで練習に取り組めるか楽しみです。
秋季大会に向けて
久々に10人以上の部員がグランドにいると、大所帯に感じます。
午前中はバッティング練習を中心に実施をしました。バッティング班、守備班、走塁練習・ティー班の3班に分かれて実施をし、充実した内容となりました。普段人数の少ない中で、実際の打球に合わせて走塁練習をする機会が少ないので、非常に有意義でした。
午後はゲームノックを実施しました。ランナーを仮想して行いましたが、ランナーがいない分、この打球だったらランナーはどこまで進むのか、送球指示の声を今まで以上にはっきりと大きな声で伝えないといけないので、選手はいつも以上に必死に取り組んでいました。
8/28,29と連日で練習試合を行いました。28日は慶應志木高校と対戦し、18-2で敗戦いたしました。先制こそしたものの、先発・継投投手が踏ん張り切れず、大量失点を与える結果となってしまいました。29日は春日部高校と対戦し、3-1で敗戦しました。前日の反省を生かし、投手の初球の入り方、テンポを変えて臨むことができました。
9/2には大宮商業・いずみ連合と対戦し、10-2で連合チーム初勝利を飾ることができました。先制し、リードをしても集中力を切らさず、8,9回にはダメ押しの追加点を取ることができたのが収穫でした。9/3には三郷・三郷工業技術連合と対戦し、5-2で敗戦しました。前日は先制点も上げ、気分よくスタートを切ることができましたが、相手投手が良かったこともあり、なかなかヒットが出ず、苦しい試合となりました。両日とも午後は合同練習をし、主にケースバッティングを行いました。ランナーを置いての練習はなかなか普段実施できないので、とてもいい練習となりました。
そして9/4には、秋季大会の抽選会が行われ、9/8に羽生第一高校と対戦することとなりました。羽生実業としては、夏の対戦校である羽生第一高校との対戦は因縁深い一戦に感じます。選手もそれを意識しているようですが、あくまで新チームは新チーム、別の相手と対戦するような新鮮な気持ちでぶつかってもらいたいなと思います。
ご声援宜しくお願いいたします。
【練習試合結果】
8/28 vs慶應志木 2-18×
8/29 vs春日部 1-3×
9/02 vsいずみ・大宮商業 10-2○
9/03 vs三郷・三郷工業技術 2-5×
【秋季大会】
9/08 vs羽生第一 @上尾市民球場 14:00PB
花咲徳栄高校、優勝おめでとうございます!
花咲徳栄高校、優勝おめでとうございます!
14:00決勝プレーボールに合わせ、甲子園観戦をみんなでしようかと思いましたが、我々は自身の1勝を目指し、14:00にプールに入水いたしました。
…グラウンドではなくプール!?
そうなんです、本校では夏の風物詩としてプールでのトレーニングをほぼ毎日実施しております。午前中はグラウンドにてボールを使った練習をし、午後はプールでのトレーニングといった流れです。
特に今年は体幹強化を図るべく、サーキットトレーニングを中心に取り組んでいます。夏の初めはみんなヒーヒー音をあげていましたが、夏の終盤を迎えるころには、体力もついてきたこともあり、スムーズにトレーニングを行うことができるようになってきました。
夏の体幹強化を経て、さらに厳しい冬のトレーニングに耐えうる強靭な体を身に着け、そしてさらに先にある春季大会、そして選手権大会で結果を出せるように、手を抜かず頑張りたいと思います。
まずは秋季大会もあります。今週の金曜から再び4校での合同練習がスタートいたします。羽生実業の選手が足を引っ張らぬように、また、活躍できるように檄をとばしたいと思います。
日誌始めました
羽生実業高校野球部 監督の会田です。
今までは結果のみをお伝えする形で情報を発信しておりましたが、新しく日誌形式で行ってみたいと思います。
さて、去る7月9日、熊谷公園球場にて羽生第一高校との対戦が行われました。
巷では羽生ダービーだと盛り上がっていたようですが、結果は24-0の大敗。マネージャー含め4名の3年生に一度も勝利を味わわせることなく引退させてしまい、本当に申し訳ないなと思いつつ、この悔しさはきっと下級生が果たしてくれると信じ、新チームがスタートしました。
新チームの目標は『公式戦1勝』
今までは何とか助っ人の選手に助けられ、単独出場をしていましたが、現在の部員数は5名(2年:4名 1年:1名)。約半分を助っ人で補い、試合に参加するのは厳しいという現状、そして今まで以上に真剣に1勝を狙うには、連合チームでの参加がいいのではないか、という選手の意見から、新人戦・秋季大会は上尾鷹の台、上尾橘、妻沼、本校の4校で合同チームを組み大会に参加することとなりました。
4校で合同練習、練習試合(越谷北、杉戸、庄和高校、熊谷農業)を行ってまいりました。合同練習では、羽生実業単独では今までできなかった実戦形式ノックやランダウンプレーの練習などに力をいれ、選手の表情はとても生き生きしていました。練習試合では1勝を挙げることはできませんでしたが、人数がそろった状態での試合ができ、選手たちは本当にうれしいようでした。
練習を重ね、臨んだ新人戦。強豪の桶川高校と対戦をし、12-0で敗戦をいたしました。ポジティブにとらえるのであれば、前回の夏の大会の失点の半分に抑えられた、ということができると思います。結果だけ見れば大敗ですが、連合チームの誰一人、試合の最後まで勝ちを信じて一生懸命プレーしていました。12点は実力の差ととらえ、次の秋の大会こそ、公式戦での勝利を勝ち取り、県大会を目指して頑張りたいと思います。
今週から再び4校での合同練習が再開されます。心を一つにしてリスタートを切ります。これからもご声援宜しくお願いいたします。